帰省ラッシュ、という言葉がニュースに登場する季節になりましたね。新幹線の予約率は年々上昇しているような気がします…新幹線で過ごす時間もまた楽しみのひとつなんですよね。同時に、帰省のお土産もなにかと話題に上る時期。東京駅で買える手土産というワードを目にしたことはありませんか？

創業2004年、横浜にて産声を上げ、毎日のおやつからお土産品まで幅広くご用意なさっているお店「香炉庵」さんの定番商品も、東京駅限定バージョンで販売されているのでついついおやつに購入。今回は香炉庵さんの「黒糖どら焼き」をグランスタ東京店限定パッケージでご紹介。

かつて東京駅では蒸気機関車も停車しており、その歴史は1970年に幕を閉じました。その頃を彷彿とさせる限定デザインの帯は、東京駅らしい煉瓦とSLのイラスト。これはお子さんも喜びそうですね～！ぱっと見て思わず惹かれてしまう方も多いのでは？

中には定番の黒糖どら焼きがふたつ。一般的などら焼きより幾分小ぶりなのですが、それがまたおやつに丁度いいのですよ。沖縄県産の黒糖をあわせた生地は焼き印のおかげもあるのかなかなか香ばしく、それでいて印象深いのはそのふんわりとした食感。

港町ならではの異文化を取り入れた横浜らしいといいますか、まるでスポンジケーキのような軽やかさなのです。はふっと歯切れも良く、一般的な生地よりも卵が多く配合されているのかまろやかなコクも黒糖の余韻と共に口に到来。

それはおそらく、甘さを控えたというしっとりとした粒あんの存在もあるのかもしれません。ほくほくとした小豆の素朴さと香りの良さを活かした粒あんは、さらりとしているためより一層深みのある皮の印象をアップ。小豆の皮を噛みしめるたびに滲む旨味や風味も豊かですね。「大人っぽい」どら焼き、と思うのは、電車の中でホットコーヒーと一緒に車窓を眺めながらいただきたいなと思うからでしょうか。

通常商品はお取り寄せ等でも購入可能ですが限定パッケージは東京駅改札内地下1階・グランスタ東京内の店舗のみ。更に、ふたつ入りかつ限定の箱入りでもワンコイン以下…これはちょっとしたお土産や社内でのおやつ候補にも良さそうですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

柳谷ナオ