先送りをすればするほど「すっきり」「ストレス解消」する、怠け者のあなたに嬉しい逆転の発想とは?
仕事や家庭のことでムシャクシャすることがあり、どうにもスッキリしない。ストレスがたまって、腹立ちがおさまらない。こういうときって、誰にでもありますよね。そういうときに、簡単に「スッキリ」する方法をお伝えいたします。その方法とは、たまっている事柄を片付けることです。
スッキリするためには、たまっているものを吐き出せばよいのです。捨ててしまえばいい。片付ければよいのです。ただし誰かに愚痴を言うのはやめましょう。一瞬はスッキリしますが、話している最中は、その出来事を思い出しながら「追体験」をしてしまいます。怒りやイライラが増幅することもあるので危険。ですから不平不満や愚痴を吐き出すのは、お勧めしません。よけいに「たまる」からです。
単純に、たまっていたゴミを捨てる。洗い忘れていた食器を洗う。先送りし続けてきた雑務を片付ける。これで良いのです。たまっていれば、たまっているほど、スッキリします。
ということは、日ごろから、そういった「やらなければならないこと」をためておけばよいでしょう。先送りばかりしていれば、腹が立ったとき、片付ける材料がたくさんあって「すっきり気分」をより多く味わえる、こりゃあ得だ、と思うのです。
反対に、完璧主義の人は、いつもすべての仕事をきれいに処理しているため、ストレスがたまったときに、片付けるものがありません。どんなに「スッキリ感」を味わいたいと思っても、その対象がないのです。完璧主義の人ほど怒りっぽいわけですから、よけいにストレスを「ためる」ことになるでしょう。身の回りのものを使ってスッキリできないからです。
大切なことであったり、人に迷惑がかかるのであれば先送りはいけません。しかし引き出しの中が片付いていないとか、本棚が整理整頓できていないとか、多少の事柄なら先送りしても、どれぐらい問題があるのか?「スッキリ」したいときに利用できると考えれば、多少の先送り癖も可愛く見えます。何事も気の持ちようですね。