【ローソン】東京都心の二郎インスパイア店の味を再現したカップ麺を食べてみた
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/osan/article/01816572/title-1719306907457.jpeg?exp=10800)
東京・虎ノ門の「二郎インスパイア」店「バリ男」監修
今回レビューするのは、ローソン限定で発売された明星食品のカップ麺「バリ男監修 豚骨醤油」。東京・虎ノ門に本店がある「二郎インスパイア」系の人気ラーメン店「らーめん バリ男」監修のカップ麺となっています。
![赤と黒の派手なパッケージ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/osan/article/01816572/image-1719307646551.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
「らーめん バリ男」は、近隣に超高層の虎ノ門ヒルズがある東京都心のオフィス街にある赤と黒のド派手な看板の二郎インスパイア店。虎ノ門の本店の他にも、大門や豊洲などに支店があり、二郎系の有名店としてラーメンファンにおなじみです。
二郎インスパイアであるとともに、久留米の豚骨ラーメンの手法である継ぎ足しの「呼び戻し」スープが特徴で、他の二郎系以上に豚骨にこだわりのあるお店でもあります。
濃厚な豚骨スープ
![ローソン限定「バリ男監修 豚骨醤油」完成](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/osan/article/01816572/image-1719314287411.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
スープは太く豚骨が感じられる醤油味にがっつりニンニクを効かせ、唐辛子でほんのり辛味がつけられています。骨の風味が感じ取れる濃い豚骨によってお店の「呼び戻し」のスープが再現されていました。
![ニンニクがっつり、唐辛子の入ったスープ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/osan/article/01816572/image-1719315397496.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
二郎系のスープと言えばニンニクや背脂がたくさん入っているのも大きな特徴ですが、今回のスープでも濃厚な豚骨に加え、ニンニクが強めに効いています。
一方で、お店ではスープ表面を覆っている背脂が今回は入っておらず、豚脂が多少浮いている程度であまり力を入れていません。
代わりに、お店で卓上の味変アイテムとして置かれている唐辛子が今回は最初から入っており、ピリ辛なスープになっていました。
チャーシューや野菜が充実
![中太で縮れのついたノンフライ麺](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/osan/article/01816572/image-1719317604218.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
麺は中太で縮れのついたノンフライ麺。つるみと弾力のある多加水麺食感ですが、お店に比べるとつるみがだいぶ強く、ひとまわり細そうです。
高弾力で主張が強いので濃厚な豚骨スープとのバランスは良かったですが、麺量はごくごく普通で、お店だと「小」でも大盛のイメージが強い二郎系としてはやや物足りないボリュームでした。
![充実のチャーシューや野菜](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/osan/article/01816572/image-1719318953430.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
具は、厚みのあるチャーシューと、キャベツ、もやしの組み合わせ。
お店のラーメンに入っている大きな豚肉とは比べられませんが、今回のチャーシューもカップ麺としては厚みがあって食べ応え十分。
二郎系では山盛りのキャベツともやしが大きな特徴で、今回も山盛りとはいかずともキャベツともやしがしっかり入っていました。特に二郎系の他のカップ麺ではもやしがあまり入っていないことが多いので、今回の特にこだわっている部分だと思われます。
オンとオフがはっきりした商品
二郎インスパイアの「バリ男」の味を再現した商品でしたが、お店の「呼び戻し」スープを再現した濃厚な豚骨スープや強いニンニク、ボリューミーな具といった充実している部分がある一方で、お店ではたくさん入っている背脂は完全に省略されており、オンとオフがはっきりした一杯でした。
二郎系ラーメンが食べたくても、油ギトギトは苦手だという人に最適な商品ではないでしょうか。