アップル、厚さ11.5ミリの新型iMac発表。M1チップ&7色展開で価格は154,800円から
アップルは日本時間4月21日午前2時より開催したイベントで、M1チップを搭載した24インチの新型『iMac』を発表しました。
驚きの薄さになった新型『iMac』
新型『iMac』はこれまでのデザインから一新されており、その特徴はなんと言っても薄さです。
フラットデザインになったディスプレイ一体型ボディの厚さはわずか11.5mmであり、もはやパソコンというよりも普通のディスプレイにしか見えません。
また、イベントでは触れられなかったものの、VESA規格に対応したモデルも用意されています。つまりディスプレイアームに取り付ければ、完全に見た目ディスプレイなのにパソコンとして使えるという所有欲をくすぐるアイテムとなります。
ディスプレイも24インチサイズに4.5Kの解像度を表現できるため、画面の美しさにもかなり期待できるでしょう。
上位モデルは7色カラー展開
薄さ以外にもうひとつ目を引く特徴はカラーラインナップです。
下位モデルはブルー、グリーン、ピンク、シルバーの4色、上位モデルはブルー、グリーン、ピンク、シルバー、イエロー、オレンジ、パープルの7色が用意されており、カラフルな『iMac G3』が戻ってきたかのよう。
若い人にも人気の出そうなデザインです。
デスクトップ機種にもM1チップ搭載へ
そして中身の方では、アップル独自のプロセッサM1チップが採用されました。
これにより21.5インチ『iMac』と比較してCPU性能は最大85%、グラフィックス性能は最大2倍高速になるとのこと。
比較対象として出ていたCPUの映像に「Intel」の文字がなかったのはアップルなりの優しさと言えます。
指紋認証Touch ID搭載Magic Keyboardも発売へ
最後に取り上げたいのがTouch ID搭載Magic Keyboardです。
下位モデルにはありませんが、上位モデルには指紋認証機能を搭載したMagic Keyboardがついてきます。
これにより指紋を使ってパソコンのロック解除、Apple Payでの支払い、アプリ購入時の認証などが行えます。
Thunderboltポートやマグネット式電源コネクタなども
そのほか新型『iPad Pro』と同じく最大40Gb/sで通信できるThunderbolt 3/USB 4ポートや、ケーブルに足を引っ掛けても本体が倒れないようにする磁石でくっつくマグネット式電源コネクタの採用
それとビデオ通話用に1080pのインカメラや、ハウリングを抑えるための3つのマイクの搭載、6つのスピーカーをつかったサウンドシステムなども特徴のひとつと言えるでしょう。
価格は下位モデルが154,800円から、上位モデルが177,800円から
気になる新型『iMac』の価格は、8コアCPU7コアGPUの下位モデルが154,800円から、8コアCPU8コアGPUの上位モデルが177,800円からです。
金額の差は2万円ちょっとですが、上位モデルにはUSB 3ポート×2とギガビットEthernet、Touch ID搭載Magic Keyboardがあるため、長く使い続けるなら上位モデルがおすすめです。
予約開始日は4月30日で、発売日は5月後半が予定されています(具体的な日付は未定)。