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Twitterで凍結祭りが開催中と騒ぎに。外部サービスと連携しているアカウントが永久凍結に?

篠原修司ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門
アカウント凍結がトレンド入りしたTwitter。筆者キャプチャ

 2月2日の深夜からTwitterで「アカウントが永久凍結された」との報告が相次ぎ、「凍結祭り」、「永久凍結」、「アカウント凍結」といったキーワードがトレンド入りする事態となっています。

外部サービスと連携していると凍結対象に?

 凍結が始まったのが深夜ということもありまだ公式発表はありませんが、情報を集めたかぎりではTwitterアカウントを外部サービスと連携して自動投稿させているアカウントが対象になっているようです。

 具体的なサービス名としては、悪口を受け付けずに匿名で質問を募集できるサービス『マシュマロ』が挙げられています。

 実際、マシュマロ公式Twitterアカウントも凍結状態になっています。

マシュマロの公式アカウントも凍結。筆者キャプチャ。
マシュマロの公式アカウントも凍結。筆者キャプチャ。

 同サービスはインターネットを中心に活動している人が多く利用しているため、イラストレーターさんやVTuberさんがアカウント凍結の状態に陥っているようです。

 筆者も趣味のゲーム用アカウントが永久凍結状態になってしまい、これからどうやって一緒にプレイするフレンドを見つけたらいいんだと途方にくれています。

筆者のサブアカウントも凍結されました。筆者キャプチャ
筆者のサブアカウントも凍結されました。筆者キャプチャ

 ちなみに筆者は『マシュマロ』のほかに、『IFTTT』による自動投稿サービスを利用していました。まだ凍結されていない人は、いまのうちにこれらのサービスとの連携を一時停止した方が良いかもしれません。

永久凍結されたらどうしたらいい?

 では、すでに永久凍結されてしまった人はどうしたら良いのでしょうか?

 とりあえずできることは“異議申し立て”です。

 永久凍結されたアカウントに異議申し立て先のリンクが表示されるため(リンク先)、そこから申請をすることをおすすめします。

 また、フォームに入力したメールアドレス(アカウントに登録している場合は自動入力済み)に対して、「このメールアドレスは本当に使っているのか?」という確認メールがTwitterから届くため、それへの返信も忘れないようにしましょう。

 Twitter、サービスとしてかなり不安定になってきた感があります。大丈夫なんでしょうか……。

2月3日11時26分修正

 永久凍結のカラムにリンク先の追加と、メールアドレスの認証部分の説明が誤っていたためその訂正を行いました。

ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

1983年生まれ。福岡県在住。2007年よりフリーランスのライターとして活動中。インターネット(SNS)で起きる炎上の解説、デマのファクトチェック、スマホやガジェットの話題、生成AIが専門。最近はYouTubeでも活動しています。執筆や取材の依頼は digimaganet@gmail.com まで

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