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FD製法による野菜を豊富に使用?「謹製 野菜たっぷり鶏塩らーめん」をレビュー

きょうも食べてみました。カップ麺ブロガー

謹製 野菜たっぷり鶏塩らーめん」を食べてみました。(2023年8月28日発売・東洋水産)

この商品は、鶏の旨味を利かせたコク深くもあっさりとした塩味のスープに仕立て上げ、ほんのり香る柚子の風味が後味と品の良さをプラス、具材にはFD(フリーズドライ)製法によるシャキシャキとした野菜が5種類も使用され、そこに食べ応えのある角刃のフライ麺が絶妙にマッチした“謹製”シリーズらしい上品な一杯、“謹製 野菜たっぷり鶏塩らーめん”となっております。

では、今回の“謹製 野菜たっぷり鶏塩らーめん”がどれほど鶏の旨味を利かせたコク深い塩スープに仕上がっているのか?さり気なく使用された昆布エキス、ほんのり香る爽やかな柚子の風味、若干幅広で角刃仕様のすすり心地・歯切れの良い中太麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。

まず1食(92g)当たり417kcal。
食塩相当量は6.1gです。

次に原材料を見てみると、鶏の旨味を利かせたシンプルながらもコク深い味わいにほんのり香る柚子の風味が心地良く、あっさりとした中にも深みのある塩スープを表現、そこに具材として使用された“味付鶏肉だんご”からも良い旨味が滲み出し、シリーズらしい上品な味わいを想像させる材料が並びます。

フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“特製油”と記載された調味料が別添されています。

では、熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:470ml)
そして出来上がりに特製油を加えてよくかき混ぜたところがこちら。

先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、鶏の旨味を存分に活かしたコクのある塩スープに爽やかな柚子の風味が香り立つシリーズらしい品の良い一杯…といった印象の出来上がりです。

麺は、若干幅の広い角刃の中太仕様となっていて、思ったよりも食べ応えがあり、鶏の旨味を利かせたことであっさりとした中にもコク深い塩スープがよく絡み、一口ずつに鶏脂を含む厚みのある旨味や昆布エキスを使用した繊細な味わいなどが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る柚子の爽やかな風味や調理感のある香ばしさなどが後味良く抜けていきます。

トッピングには、こちらの“味付鶏肉だんご”以外にキャベツ・玉ねぎ・小松菜・ねぎ・人参が使用されていて、特に“味付鶏肉だんご”はホロホロと崩れていくような柔らかな仕上がりで、それと同時にほどよく味付けされた鶏肉ならではの旨味がじゅわっと滲み出てくる美味しい具材となっていたため、まずはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほどコシの強い中太麺と一緒に絡めていただくと、より一層鶏肉の旨味が際立って楽しめるものと思われます。

スープは、鶏の旨味や昆布エキスを利かせ、キリッとした“かえし(塩ダレ)”と合わせたことであっさりとした中にも物足りなさを感じさせないコク深い塩スープに仕上げ、あっさりと言っても決して薄味というわけではなく、シリーズらしい品のあるテイストとなっています。

ということで今回“謹製 野菜たっぷり鶏塩らーめん”を食べてみて、あっさりとしている割に深みのあるコクがあり、シンプルながらも最後まで飽きの来ない素材本来の美味しさを存分に活かした味わいがシリーズらしく表現され、具材に使用されたFD製法による5種類もの野菜や“味付鶏肉だんご”からも良い旨味が滲み出し、そこに角刃の中太麺がしっかりと食欲を満たしてくれるボリューム感抜群な一杯となっていました。

そのため、非常にあっさりとした印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが…実際に食べてみると鶏の旨味によって喉越しの良いコクがあり、さり気なく使用された昆布エキスが繊細な旨味をプラス、それによって素材の利かせ具合・バランスは非常に絶妙で、物足りなさといった感じも一切ありませんから、“謹製”シリーズは今後の商品展開にも期待できるのではないでしょうか?

カップ麺ブロガー

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