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【多肉植物】夏に白牡丹を枯らさない簡単な方法は「風」だった!

tanikuday_ちか多肉植物youtuber&ブロガー

みなさん、こんにちわ♪
小さなお庭で多肉を育てるtaniku-dayのちかです。

お盆を明けたというのに、暑さが厳しいですね。みなさんのお家の多肉植物達は大丈夫でしょうか?

この時期は

  • 蒸れて葉がジュレたり
  • 暑さで高温障害で黄色く変色したり
  • 日差しが強く葉が焦げたり

毎日油断できないですよね。

タニラーからすると、夏はサッサと過ぎ去ってほしいモノです(笑)

昨年初夏に植え替えた白牡丹
昨年初夏に植え替えた白牡丹

特に「グラプトべリア属」って強そうに見えて夏にめっぽう弱い!昨日まで元気だったのにあれ?バラバラになっている・・・。ってコトありませんか?白牡丹なんてバラバラ代表みたいなもので、冬あんなに強いのに、バラバラに散っていきますよね。

その後ほぼ棒だけになった白牡丹
その後ほぼ棒だけになった白牡丹

でも今年は、白牡丹のバラバラ事件1割弱に抑えられてるんです。なぜ?私もなぜ?と不思議でしたが、昨年との変更点を洗い出したところ1つの答えを導き出したんです。

今日は、私が導き出した夏に白牡丹を枯らさない簡単な方法をご紹介しますので、ぜひ最後まで読んで下さいね。

【多肉植物】白牡丹が夏に枯れる原因は?

多肉植物が枯れる原因は「気候・菌・虫」主にこの3つです。白牡丹が急に枯れのは「気候と菌」が原因と言われています。

気候

この時期だと「高温多湿」です。他の多肉植物も高温多湿が苦手ですよね。砂漠を原産地とする品種も多いので暑さには慣れているはずですが、日本の多湿という特有な気候は多肉には天敵です。

多肉植物は葉に大量の水分を含んでいます。ですので、水やりの頻度が少なく育てやすいと言われているのですが、葉に水分を含んでいるということは、外気温に合わせて葉の水分もお湯になったり、氷点下になったり影響を受けやすいということです。

乾燥し風が通れば、表面温度が下がりますが多湿な気候故に葉の水分がお湯に近い温度になり、結果茎を傷めてしまう原因になります。

葉だけでなく、土内部の水分も表面から蒸発しづらい環境にあるため、土内部の水分が温められ根を傷めてしまう原因になってしまうんです。

主に「カビ菌」の事を言います。土が濡れた状態が続くとカビ菌が繁殖し根や茎を傷める原因になります。空気中や土に繁殖しているカビ菌が、土が長時間濡れた状態だったり、雨などの影響で増殖し多肉植物に悪い影響を及ぼします。

【予防策】

  • 雨ざらしにしない
  • 数日中に乾くような水やりをする
  • 葉に土が触れないようにする
  • 枯れ葉をこまめにとる

長年多肉植物を育てていますが、雨ざらしで枯れ葉もとらず長雨にあてた多肉植物は9割近くダメにしてしまいます。瀕死の状態で秋を迎え復活に体力を使い、キレイな紅葉を迎える頃に形を整えられず楽しみが半減してしまうこともありました。

白牡丹が夏にバラバラになる理由を踏まえて、すぐできる簡単な方法をお話ししていきますね。

バラバラ白牡丹を防ぐ!簡単な管理法

それではさっそくお伝えしますね。上記でお話しした枯らす原因2つに共通する事があるのですが、気付いたでしょうか?

「乾燥し風が通れば」と「数日中に乾くような」そうです!『乾く』=『風』が通れば白牡丹のバラバラを最小限に抑えられるんです。

そして、私が今年やった対策が「扇風機」です。朝9時頃~夕方5時頃まで扇風機を回しました。

業務用の扇風機を購入
業務用の扇風機を購入

日差しが強くなり気温が上がる9時頃。暑くなってきたな~って不快に感じ始める時間帯から扇風機を回し多肉植物の不快指数を下げてあげます。

ようやく過ごしやすくなる5時頃、日中の日差しが熱くなった葉とトレーや土を風で冷ましていきます。この時、「葉水」程度の水やりをしてあげると放射冷却現象で一気に温度が下がりますね。

葉水の方法:葉の表面に薄っすら水滴が乗る程度の水やり。

扇風機を回す事で、白牡丹のダメージと最小限に抑えるとともに、菌の繁殖も防ぎます。

扇風機を置くスペースがない

私が購入した扇風機を動画でご紹介しています

扇風機を置くスペースがない場合は

  • 日中日陰で風通しのよい軒下に移動する
  • 白い遮光ネットで遮光と遮熱対策をする
  • 一晩で乾く量の水やりにする
  • 湿度の高い日は水やりをしない

乾く環境を整えてあげるといいですよ。扇風機ほど簡単ではありませんが、お家の環境を知る事で解決できるので、ぜひやってみてくださいね。

夏を乗り切れば紅葉の秋が待っています

白牡丹を使った寄せ植え
白牡丹を使った寄せ植え

お盆を過ぎても予断を許さない状況は続きますが、どうにか乗り切って秋を迎えましょう。

多肉植物youtuber&ブロガー

2015年多肉植物の魅力にとりつかれ多肉愛好家通称「タニラー」の道へ。セダム・エケベリア・普及種・韓国苗を育てた経験を活かし「小さなお庭で多肉を育てるtaniku-day」youtubeチャンネルをスタート!自宅で育てる初心者タニラーさんを中心に可愛く健康に育てるコツを発信中。2021年実店舗にて多肉植物とリメイク缶鉢の販売を開始。夢は移動販売で全国へ多肉の魅力を伝え回ること。

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