iPhoneを乗っ取る身代金要求事件が増加。iCloudのアカウント情報流出か?
2016年2月以降から「iPhoneを乗っ取られて身代金を要求された」と報告するAppleユーザーが増えてきており、iCloudのアカウント情報が流出しているのではないかと騒ぎになっています。
問題となっているのは2014年に起きたハッキング事件と同じ事例で、アカウント情報の漏れたiPhone、iPad、MacなどのApple端末を『Find My iPhone(iPhoneを探す)』の機能を悪用してリモートでロック。解除して欲しければお金を払え、というものです。
ハッカーが iPhoneを遠隔ロック、解除に『身代金』を要求する事件多発。Find My iPhoneを悪用 - Engadget Japanese
この報告を増えだしたのを受け、セキュリティ系ニュースサイト『CSOonline.com』が「4,000万件ものiCloudアカウントが流出している」と報道。ロシアのセキュリティ系会社『カスペルスキー』も「iCloudのパスワードの変更を」と呼びかけています。
- Apple devices held for ransom, rumors claim 40M iCloud accounts hacked | CSO Online
- Change your iCloud password NOW | The Official Blog from Kaspersky Lab
そこまで多くの報告があがっていないため4,000万アカウントはにわかには信じがたいですが、心配な方はApple IDの2段階認証の設定やパスワードの変更をオススメします。