元家政婦が教える「こすらなくていいお風呂洗剤のNG」汚れが落ちないと思っている人はやっているかも?
お風呂の洗剤で最近人気なのが、こすらなくても汚れが落ちる洗剤ですよね。でも、かけて流しただけでは汚れが落ちない気がして、結局こすり洗いをしている人も多いのでは? そこで、元家政婦の筆者が、「こすらなくていいお風呂洗剤のNG行為」をご紹介します。今まで、こすらない系の洗剤では汚れが落ちないと思っていた人は必見です。
乾いたところに洗剤を吹きつけるのはNG!
浴槽が乾いた状態で、お風呂用洗剤をスプレーしてはいませんか? ですがこれはNG行為。じつは逆効果なんです。ぬれているところに洗剤を吹き付けると、洗剤が薄まったり垂れたりする気がするからか、結構勘違いしている人が多いのではないでしょうか。
「浴槽を一度ぬらしてからスプレー」が正解
こすらなくていいお風呂洗剤を浴槽にスプレーする場合は、一度シャワーなどで全体をぬらしてからスプレーをするのが正解です。ボトル裏の説明書部分にも、きちんと記載されていますよ。なぜ先にぬらすのかというと、乾いた状態よりもぬれた状態の方が洗剤が広がりやすいから。洗剤がかかっていない部分をなくし、きちんを汚れを落とすためです。洗剤が下の方に垂れるのは問題がありません。むしろ洗剤が上から下に垂れて広がってくれていると思う方がいいでしょう。
水面が当たる部分を中心に全体にまんべんなくスプレーする
お湯の表面が浴槽に接する部分が一番汚れが目立つと思います。その部分を中心にスプレーをかけていくのがおすすめですよ。また、こすらずに汚れを落とすためには、洗剤が全体にいきわたるようにするのがとても大切。洗剤がかかっていない部分は汚れが落ちません。「洗剤がもったいないかも…」と控えめにかけてしまうと、汚れ落ちが悪くなりますよ。
こすり洗いよりも洗剤の減りが早いのは否めない…
全体にまんべんなくスプレーをしようと思うと、やはり洗剤の使用量は通常よりも増えます。洗剤の減りが早いのは否めません。気になる人は、急いでいるときや疲れているときは、かけて流すだけ。そうではないときは、こすり洗いなど、使い分けをするのがいいかもしれませんね。
ぬらしてからまんべんなくスプレー!これでだいたい大丈夫
こすり洗いがいらないお風呂用洗剤を乾いた状態で使っていたなら、これからはぬらしてからスプレーしてください。さらに、水面が当たる部分を中心にして、全体にまんべんなくスプレーしましょう。これでだいたい大丈夫です。ただし、汚れがひどい場合や、こびりついている場合、お風呂のイスや床部分は、こすり洗いが必要です。状況に応じて使い方をかえてくださいね。
※掲載当時の情報です。現在とは異なる場合があります。
※個人の体験、見解を含みます。
私が愛用しているお風呂用洗剤などについては、『元家政婦が愛用する「ドンキの掃除グッズ」12選!ヒルナンデス!で紹介したアイテムも』をご覧ください(外部サイトです)。
洗剤の種類と使い方については、「【掃除に使う洗剤の種類と使い方】効果的に使って楽に汚れを落とすには?」をご覧ください。
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