【やばい医者回避】賢い医療の選択を!二重詐欺をする悪徳医師の実態
私がとある美容外科のチェーンクリニックに勤務していたころのお話です。
当時その美容外科では、「二重の手術2か所で留める2点法」でも2万円弱で手術を受けられるものから、数十万円の支払いに上るものなど3ランクくらいに料金が分けられていました。
患者様の症状や求める結果により変わりますが、医師やスタッフとのカウンセリングで多くの場合、最安値の施術よりも高額の施術を提案されます。しかし、基本的に強制はできないので、患者様がご希望されれば最安値での施術をすることも普通にあります。
施術内容に詳細の違いはある?
詳細の術式に違いがある場合を除いて、当該美容外科では
・糸の太さ
・糸の色
・麻酔の濃度と量
などで有意差を付けていました。
高い施術は糸も細く目立ちにくいものを使用する。麻酔も濃度を濃くして量を少なくし、腫れを抑えるなどにより、差額分の内容を反映していました。
ですので、「料金相応」になるようには調整されていたのです…。
医師による対応の違い
美容チェーンクリニックですから、医師にもいろんな方がおります。筆者が勤めていたクリニックは、いろいろな地方からヘルプで医師が入っていました。ほとんどの医師は料金により使用する物品が違ったので、それで良しとして普通に二重の手術をしていたのですが…
中には料金による差をより顕著にするために、麻酔の量を多く注入してあえて腫れを目立ちやすくさせたりとか…
麻酔が効いているのか確認もせず手術をはじめたりとか…
それなりに「えぇ…」と思う医師はいたのですが…
群を抜いてやばい医師が一人いました。
やばい医者は糸すら使わなかった!
さてその医者…何がやばいのかというと…
二重のしわを作るために「まぶたの中に埋没する糸を使わなかった」のです!!
つまりどうなるかというと…
糸で調整を施していないのですから…当然二重にはなりません。
ただただまぶたに麻酔を打たれて腫れただけ…
(こんなことあるの!!!)と、ただただ驚きました。
私はこの医師の手術に立ち会う機会はありませんでしたが、同僚の看護師に聞いて本当に驚愕しました。もちろん、看護師の仲間内では「やばい医者」認定…。
この医師の持論だと「カウンセリングで、この安い術式だとあなたの場合絶対二重にはならないよ!」と説明しているから大丈夫なのだとか…
ちなみにこの医者。いまは当該クリニックを辞めて自分で美容クリニックを立ち上げているのだとか…
チェーンクリニックにいると営利に傾倒しなくてはいけない事情もあるのでしょうが…
いくら何でもやりすぎですよね…
いまはきちんとした医療を提供していることを祈るばかりです。
まとめ
今回は悪徳医師の事例を紹介しました。しかし、あくまでも筆者が見聞きした事例のひとつであり、ほとんどの医師はきちんとした診療を提供しているので過度な心配は不要かと思います…
とはいえ、このような医師に当たるのは避けたいですよね!
美容医療を検討する際に「悪徳医師の餌食」にならないために参考にしたいことは2つ!
美容外科で処置を受ける際の参考にしてみてくださいね。
・口コミチェック→医師と患者さんには相性もあり、口コミをみると普通の医師でも中には辛辣なコメントを見かけます。
しかしそれ以上に、評判の悪い医師は口コミの評価も悪いです。
ただ、中には悪徳医師にも熱烈なファンがフォローコメントを書いていることもあり、判別しにくいケースもあります。
ひとつの基準として、評判がおおむね50:50で割れるようなら避けておくのが賢明かも…
少なくとも半数以上の人には避けられている医師だということがわかりますよね。
・カウンセリングのみで終わってまずは帰宅して落ち着いて考える→美容医療を受ける際は、その場で即決せずまずは一度帰宅して落ち着いて考える時間をとりましょう。
「本当にあの医師に体を任せても良いのか」と、落ち着いて考えてほしいです。
美容医療は命に係わる処置ではないので、急いで処置をしなくてはならないケースは少ないはず。
自分にとって損な決断をしないように、ゆっくり検討しましょう。事前に口コミなどで調査は可能ですが、やはり実際に話してみて「自分との相性はどうなのか」をじっくりと吟味したいところです。