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“炎”という名に劣らない辛さ?カップ麺第2弾「一蘭 とんこつ炎(ほのお)」をレビュー

きょうも食べてみました。カップ麺ブロガー
※実際の商品ビジュアルはこちらです。今回試食しているのは発売前のサンプル品です。

※今回は“株式会社 一蘭”様からサンプルを提供していただきました。

一蘭 とんこつ炎」を食べてみました。(2024年4月27日発売)

この商品は、福岡県福岡市に本店を置く人気ラーメン店“一蘭(いちらん)”監修によるカップ麺で、実店舗でオーダーできるようなもっと辛いラーメンも食べてみたい…といった要望を元に約2年もの歳月をかけて唐辛子の粒子感にまで拘り、“炎”という名に劣らない辛さはもちろん、豚骨スープのコクや旨味も味わえる究極の一杯、“一蘭 とんこつ炎”となっております。

※実際の商品ビジュアルはこちらです。
※実際の商品ビジュアルはこちらです。

では、今回の“一蘭 とんこつ炎”がどれほど2パックのWスープ仕様によってコク深くも辛さを際立たせた豚骨スープに仕上がっているのか?一蘭お馴染みの“秘伝のたれ”、細ストレート麺のもっちりとした弾力やつるっと滑らかな食感との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。

今回はサンプルなので実際の原材料や栄養成分表示に関してはお手元の商品をご確認ください。

フタを開けてみると、液体スープ・粉末スープ・“秘伝のたれ”といった3つの調味料などが入っています。(サンプルなので写真は控えさせていただきます。)

では、熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:430ml)
その後、粉末スープと液体スープを加えてよく混ぜ、最後に“秘伝のたれ”を加えたところがこちら。

先ほどまでの麺がふっくらとした仕上がりとなり、コク深くまろやかでありながらも後味すっきりとしたテイストが再現され、乳化感のある白濁とした豚骨スープに赤みを帯びていることから辛さと旨味のバランスにとことん拘った一杯…といった印象の出来上がりです。

麺は、実店舗さながらのもっちりとした弾力や滑かでしっとりとした食感、そして小麦の風味豊かな香りが漂う仕様となっており、そこに刺激的な辛さと豚骨の旨味を徹底的に追求したというコク深いスープがよく絡み、食欲そそる香味野菜の風味が後味良く抜けていきます。

スープは、豚骨の旨味をうまく抽出したかのようなコク深くまろやかなスープに仕上がっているんでしょうけど、“炎”という名に劣らない辛さが加わったことでキレの良さが際立ってしまい、良くも悪くも全体的に後味すっきりとした味わいテイストとなっています。

ということで今回“一蘭 とんこつ炎”を食べてみて、“炎”という名に劣らない辛さと豚骨の旨味をバランス良く組み合わせていたものの、実際には4種類もの唐辛子を配合した辛さが際立ってしまい、それによって豚骨ならではのコクやまろやかさが損なって感じられ、まだ改良の余地があるような…刺激的な一杯となっていました。

そしてどうしても具なし・税別500円といった価格が賛否あるかと思いますが、“一蘭”の味わいが好みなら一度は試してみる価値のある仕上がりで、想像以上にしっかりとした辛みでライバルはお店の一蘭…と謳うほどですから、どれほど反響があるのか非常に気になるところではないでしょうか?

カップ麺ブロガー

新商品のカップ麺や、美味いラーメン店などなど…実際に食べた気にさせるようなリアルなレビューを心がけたブログでございます。m(_ _)m

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