【札幌市】養蜂を通じて循環型のまちづくり。「さっぱち」ビルの屋上で養蜂体験!
「札幌生まれのハチミツ」ご存知ですか?
中央区のビルの上に巣箱を設置して養蜂活動をしているNPO法人サッポロ・ミツバチ・プロジェクト(通称:さっぱち)さん。
以前より強い興味があり度々会員にも登録させていただいている筆者。
今回はその取組をご紹介させていただきます!
さっぱち蜂蜜はこちら!かわいい瓶に入っています。
筆者の投稿でも度々でているので記憶にある方もいらっしゃるかと。
札幌市内で開催されるマルシェや、北海道に特化したフードショップで見かけることも多いと思います。
この蜂蜜をつくってくれるミツバチたちに会いに行ってみましょう~!
さっぱちミツバチの巣箱のは電車通りの大型オフィスビルの屋上。
1階にカフェSHIRAYUKI (白雪)さんが入っているビルと言えばわかりやすいでしょうか。
南1条西5丁目の札幌愛生館ビルです。
屋上からの展望はこんな感じ!
市電が通り人が行き交う札幌のマチナカなのです。
札幌に花が咲き始める季節を迎えると同時に越冬を終えたミツバチがビルの屋上にやってきます。秋が深まる日までこの巣箱のお世話をされるのはボランティアの皆さん。
筆者もそろそろ習わねばと思っているところです。
巣箱を開けミツバチたちの生育状況を確認。
巣の中にトラブルがおきていないか目を凝らして確認されていました。
元気なミツバチたちは距離にすると藻岩山の方まで飛行して札幌の花の蜜を集めてくれるのですよ! 季節によって咲く花がかわっていくように採れる蜂蜜の色も味もその月によってまったく違うのです。
キラキラと太陽が輝く7月の蜂蜜は軽やかな黄金色でとろとろしてスッキリまろやかな甘み。
9月くらいの蜂蜜になると褐色をおび味も濃厚になり粘度もあがります。
効き酒ならぬ「利き蜂蜜」ができますよ~♪
その時の旬の食材に合わせるのも一興なのです。
久留米養蜂場製 蜂蜜遠心分離機
蜂蜜を採るのにはこの機械をつかいます。
枠をセットして遠心分離機にかけると底にとろ~り蜂蜜がたまる仕組み。
ほらほら、こんなキレイな液体が採れるのですよ!
ミツバチたちに感謝です!!
蜜蝋は蜜蝋で加工してキャンドルなどの蜜蝋グッズに変化します。
画像は筆者の手のひらなんですが、危害を加えなければミツバチは攻撃しません。
蜂蜜の量が多いとその街の豊かさのバロメーターになるとか。
緑や花の多い札幌のマチナカで取り組んでいるプロジェクトさっぱちは自然との共生、循環型社会を学べる場。
ミツバチも私達も共に暮らしやすい環境を守って行きたいですね!
さっぱちでは毎週木曜日の午前中に養蜂活動の見学も可能です。
ご興味持たれましたら事務局にお問い合わせください。