【名古屋市】梅雨期に入りアジサイが見ごろ。 「東洋一の水晶宮」との組み合わせは映える!
5月の中旬ぐらいから初夏の陽気に見舞われていたが、6月に入り突然に梅雨の季節に入った感がある。梅雨で空気がジメジメし出すと、アジサイは美しく咲き誇るようになる。人間にとって不快な湿気は、アジサイにとっては過ごしやすい恵みの要素なのだろう。
アジサイは身近で、どこでも見られる花。写メに収めても、ありきたりでつまらない画像になりがちだ。そこで私は、何か面白い発見がないかと東山動植物園を訪れた。幼少の頃は動物園に行く機会が何よりの楽しみだったが、年齢を重ねた今は、植物園に魅力を感じつつある。
東山植物園は、広大な敷地にさまざまなアジサイが植えられている。中でも私の目を引いたのは、カシワバアジサイ。円すい型の花房は、ソフトクリームを連想させる。カシワバアジサイの花房が集まると、雪が積もっているようで美しい。
いくつかアジサイを撮影した中で、アジサイの映えスポットとして私が推したいのは、温室を背景にした地点。温室は重要文化財「名古屋市東山植物園温室前館」で、1937(昭和12)年の開園当時には「東洋一の水晶宮」とうたわれた。日本国内に残る最古の公共温室といわれる。
この温室とアジサイを組み合わせた風景は、見事な映え。なかなかのVIEW(ビュー)スポットだ。ぜひ現地を訪れて、確かめてみて。
名称:東山動植物園
住所:千種区東山元町3-70
営業時間: 午前9時~午後4時30分
休園日:毎週月曜日
入園料:大人500円、中学生以下は無料。名古屋市在住の65歳以上の方は100円。
詳細は公式サイトhttps://www.higashiyama.city.nagoya.jp/でご確認を。