【大阪・十三】創業70余年!老舗「深川」で名物の箱寿司定食(うどん付き)を食べてみた!
皆さん、こんにちは。
本日は大阪・十三にある老舗のそば・寿司店「深川」へおじゃましました。
阪急十三駅から徒歩5分ほどで、商店街の中にあるお店です。
店構えはお洒落ですが、内装はどこか懐かしい昭和レトロな雰囲気を醸し出し、ほっとするような温かさが感じられます。
今回は、この名店で名物の「箱寿司定食」を堪能してきました。
メニューが豊富!「選べるお得な定食」
踏み入った店内は、テーブルが並び、44席となっています。
着席後、すぐに冷たいお茶が届きました。
まずはメニューをチェックです。
あるわ、あるわ。
盛りだくさんの料理がありますね。同店の魅力の一つは、そのバリエーション豊かなメニューでしょう。
今回はランチ時ですし、「選べるお得な定食」850円に注目です。
生まぐろミニ鉄火丼定食
ミニちらし寿司定食
寿司盛合わせ定食
箱寿司定食
これらの定食には、うどんかそば(温・冷)がセットで付くため、ボリューム満点で満足感も高いでしょう。
この日は「箱寿司定食」をチョイスし、温かいうどんを選びました。
名物「箱寿司定食」850円を実食!
しばらくして提供された箱寿司定食。
箱寿司は6種類あり、エビや鯛、厚焼き玉子、そしてうなぎなどが美しく載っています。
食べる前からその彩りと香りで期待感が高まります。
まずは、うなぎから一口。シャリとネタの絶妙なバランスで、甘酸っぱい味が広がります。
続けて温かいうどんを一口。
出汁は高級なかつお節の濃厚な旨味が効いていて、優しい味わいが寿司との相性抜群です。
寿司を一口、そしてうどんを一口というリズムで交互に食べるのが非常に心地よく、あっという間に完食。
まさに老舗ならではの味わいを満喫できました。
箱寿司の歴史と深川のこだわり
箱寿司は、大阪発祥の伝統的なお寿司です。明治時代、船場の寿司店「吉野寿司」が考案したこのスタイルは、鯛やエビ、あなごなどの高級食材をふんだんに使い、小ぶりな寿司を木枠に詰めて作る郷土料理。特に芝居見物の幕間弁当や手土産として人気を博し、大阪全域で親しまれるようになりました。(参考:農林水産省資料)
「深川」では、箱寿司にうなぎを使うのが特徴です。三代目店主によると、うなぎは保ちが効くため、あなごの代わりに使用することにしたそうです。
「好きな人は箱寿司ばっかり注文されますが、若い人にはあまり知られていません。大阪発祥ですけど、回転寿司でも回っていませんからね(笑)」(三代目店主)
しかし、その伝統を守り続け、味わいを大切にして提供していることが、この店の人気でしょう。
作り方も尋ね、木枠を見せていただきました。
木枠に詰めて作った箱寿司を6等分にし、それぞれを提供しているということ。
手間がかかっていますね。
箱寿司定食は、まさに伝統的な大阪寿司(押し寿司とも)を気軽に楽しめる一品です。
地元に長く愛されている理由がわかる、安心感のある味わいでした。
価格も850円とお手頃で、ボリュームもしっかりしているため、お腹も満たされること間違いなし。
十三に訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
店舗情報
店名:深川
住所:大阪市淀川区十三本町1-21-6
電話:06-6301-5763
営業時間:11:00~18:00
定休日:火曜日
アクセス:阪急十三駅から徒歩5分
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