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【ファミマ】青唐辛子がクセ辛い!「来来亭」の激辛カップ麺を食べてみた

オサーンカップ麺ライター
ファミマル「来来亭 旨辛麺 大盛り」

「来来亭」の「旨辛麺」を再現

今回レビューするのは、ファミリーマートのプライベートブランド「ファミマル」のカップ麺、「来来亭 旨辛麺 大盛り」。製造はエースコックで定価は税込258円。
滋賀・野洲に本店があり全国展開する人気ラーメン店「来来亭」のメニューが再現されています。

青唐辛子と背脂が特徴
青唐辛子と背脂が特徴

「来来亭」といえば背脂醤油味の京都ラーメンでおなじみのお店ですが、今回再現されている「旨辛麺」は一味違います。

「旨辛麺」は、1辛~4辛、MAX、そしてMAXENDと辛さを選択でき、「旨辛麺 MAXEND」は激辛好きも音を上げる壮絶な辛さとなっています。3辛以上で韓国の青唐辛子「プッコチ」が入っており、今回のカップ麺でも青唐辛子入りが大きな特徴となっています。

ファミマル「来来亭 旨辛麺 大盛り」の内容物

別添袋は2つ
別添袋は2つ

「来来亭 旨辛麺」の内容物は、別添袋が2つと、麺、スープ粉末、かやく類が入っています。辛い商品ですが、粉末が赤いわけではありません。

麺量は78グラムで、「大盛り」と入った商品名に偽りなくタテ型カップの大盛サイズとなっています。

ファミマル「来来亭 旨辛麺 大盛り」食べてみた!

「来来亭 旨辛麺 大盛り」完成
「来来亭 旨辛麺 大盛り」完成

スープは豚骨ベースのしょうゆ味に、青唐辛子が強く香る真っ赤な「調味油」と背脂の入った「後入れ液体スープ」を組み合わせています。
京都背脂醤油を標榜したお店のスープは本来鶏ガラベースですが、「来来亭」カップ麺では豚骨ベース。

「調味油」の辛味と青唐辛子の風味がとても強く、セブンの「蒙古タンメン中本 北極」に匹敵するレベルの激辛。豚骨ベースでも鶏ガラベースでも結局よくわからなくなりそうな辛さです。

辛さに増して青唐辛子のクセのある風味が特徴的。この青臭さが好きな人にはたまらないのではないでしょうか。辛さを売りにするカップ麺は多いですが青唐辛子の風味を売りにするものは少ないので、これは大きな武器ではないでしょうか。

「後入れ液体スープ」に入っている背油
「後入れ液体スープ」に入っている背油

「来来亭」の大きな特徴である背脂ですが、辛味と青唐辛子の風味が強いスープと合わせてしまうと主張は希薄。スープに溶かし切るとまったく存在感なくなるので、なるべく表面に浮かしたまま食べ進めたいところ。それでもスープが辛すぎて背脂らしい味はあまり感じません。

太めで縮れのついた大盛麺
太めで縮れのついた大盛麺

麺は中太より太めの縮れのついた油揚げ麺。お店の麺は今回の麺よりひとまわり細いストレート麺なので再現性が高いとは言えなそう。辛くて強いスープに対して麺も太くて主張強めなので、両者のバランスは良好です。

麺量は78グラムでタテ型カップの大盛サイズですが、これだけ激辛のものが大盛麺というのはなかなかの苦行。食べ進めた後半戦は口の中の激痛との戦いになります。縮れがスープをよく拾うため、余計に辛く感じる側面もありました。

具はメンマやニラが目立っている
具はメンマやニラが目立っている

具は、肉そぼろ、もやし、ニラ、メンマ、唐辛子。それなりにボリュームがあり、中でもメンマとニラが目立っていました。お店だともやしがもっと目立っていますが、今回はそれほど多くありません。
背脂も具に換算すると、税込258円という価格設定でとてもよく頑張っているボリュームではないでしょうか。

青唐辛子の青臭さが最大の魅力!

激辛で価格の割に大盛麺や背脂、具の量も充実している良品ですが、最大の魅力は青唐辛子の風味で、クセがある青臭さ全開のスープは唯一無二。
ただ辛いだけでなく、青唐辛子が幅を利かせたオリジナリティの高い一杯でした。

カップ麺ライター

カップ麺の新商品を食べてレビューするのがライフワーク。ブログで10年以上、5000食以上のカップ麺新商品をレビューしています。特にペヤングウォッチャーとして、「獄激辛」や「ペタマックス」などペヤングの新商品を追いかけています。実はスープにごはんを入れて食べるのが麺をすするより好きで最も至福の時。

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