【大分市】幸せを運ぶパンがいっぱい!住宅地に佇む隠れ家パン屋さん《パンアトリエClover》
しとしと雨の日のお昼前。坂道を登って辿り着いたのは、高崎の住宅街にひっそりとオープンするパン屋さん《パンアトリエClover(クローバー)》です。
懐かしき「タバコ屋さん」式の窓口パン屋
道中も普通の住宅街のため、ナビに案内されながら「ほんとにここにあるのか?」と少し不安になりますが、看板が見えてほっと一安心。
お店は店主・御領園さんのご自宅の裏手にあります。
小さなステップを上がると、窓辺にたくさんのパンと、「いらっしゃいませ」と御領園さんの明るい笑顔が出迎えてくれます。この日はまだオープンしたばかりの時間帯だっため、御領園さんがいそいそとパンを並べてくれていました。
オーソドックスな食パンをはじめ、カンパーニュやライ麦パン、お惣菜パンに菓子パンなど、30種類以上ものさまざまなパンが勢ぞろい。どれも国産小麦と国産バターを使用しており、野菜もオーガニックの県産品を用いるなど、素材にこだわっているんだそう。
「この辺は大型スーパーなどもないから、ご近所さんの“楽しみ”の場になれたらという思いもあります。時には小さな子どもがおつかいに来ることもありますよ」と明るく話す御領園さん。そんな彼女の人柄から、地域に根差し、地域から愛されるパン屋さんだということが伝わってきました。
しっとりフカフカ。個性あふれるパンたち
今回私が購入したのは、『めんたいフランス』『バゲット』『あんバター』『クワトロ・フォルマッジ』の4品。
『めんたいフランス』『バゲット』の2つはしっかりとした食感と、噛むほどに口の中で広がる旨みがたまらない、ハード系のパン。
「久しぶりに焼いた」とオススメされた『クワトロ・フォルマッジ』は、私がピザで大好きな味わい。4種のチーズがバランス良くトッピングされていて、豊かな風味がクセになる味わいです。これ、ハチミツかけてもおいしいだろうな~。
『あんバター』は裏切らない安定のおいしさ。あんこもバターもくどくないので、ぺろりとたいらげちゃいました。
《パンアトリエClover》さんでは、こだわりのコーヒーもテイクアウトができます。注文してからハンドドリップで淹れてくれるコーヒーは、芳醇な香り。パンのおいしさをより引き立ててくれる、オススメの一杯です。
郵便局でも販売中!充実のパン教室も要チェック
《パンアトリエClover》さんは、西部公民館でパン教室も行っています。1回かぎりの出席も可能だというパン教室。興味のある方は、お店の公式Instagramをチェックしてみてください。
また高崎郵便局にも定期的にパンの納品を行っているようです。ちょっと遠くてお店まで行けない!という方は、ぜひこちらで。
「今日はどんなパンがあるのかな」と、毎日のワクワクが小さな窓から生まれている、街の隠れ家的パン屋さん。みなさんもぜひ一度、訪れてみてください。
店舗情報
《パンアトリエClover(クローバー)》
住所:大分市高崎4−8−31
営業日・営業時間:Instagramにてチェック
駐車場:ご自宅側に数台あり。
お店の公式Instagram