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ずるをする子に効果的だった!小学校のベテラン先生が実践する3つの方法

じんちゃん先生教育/子育て/学校

 子育てや教育に関する話題をお届けする、じんちゃん先生です。今回、保護者からこんな相談をいただきました。

Q;先生、うちの〇〇、学校でずるいことはしてないですか?家では、私がいない間にゲームをしているんです。私が帰ってくるとわかると、宿題をしているふりをするんです。本当にイライラします。どうしたらいいですか?

 これ、うちの子もそうだったんですが、結構イライラしてしまいますよね。わかります!そこで、今回は、ずるい子どもに悩んでいるママたちに向けて、学校でやっている3つの声かけのコツで素直な子に育てる方法をご紹介します。

ずるい子どもとは?

 ずるい子どもとは、宿題をサボったり、約束を守らなかったり、嘘をついたりする子どものことです。ずるい子どもは、自分の気持ちや欲求を優先して、他人やルールに従わないことが多いです。ずるい子どもの態度に、イライラしたり、心配したり、落ち込んだりするママも多いでしょう。

ずるい子どもになる原因は?

 ずるい子どもになる原因は、さまざまです。子どもは、成長するにつれて、自分の意思や感情を持つようになります。しかし、自分の意思や感情を表現する方法やコントロールする方法をまだ十分に身につけていないこともあります。そのため、自分の気持ちや欲求を満たすために、ずるいことをすることがあるのです。

 また、ずるい子どもになる原因として、親の影響も考えられます。親が、子どもに厳しすぎたり、甘やかしすぎたりすると、子どもは、親の期待に応えられないと感じたり、親の愛情を得られないと感じたりすることがあります。その結果、子どもは、親に反抗したり、親に気づいてもらおうとしたり、親に依存したりするようになり、ずるいことをすることがあるのです。

ずるい子どもに効果的な声かけのコツは?

 ずるい子どもに悩むママは、どうしたらいいのでしょうか?実は、声かけの仕方によって、子どもの反応や気持ちが変わることがあるのです。今回は、私が実践して効果があった、3つの声かけのコツをご紹介します。

1.ずるいことをした理由を聞いて、理解しよう

 子どもがずるいことをしたとき、つい怒ってしまいがちですが、それでは逆効果です。子どもは、怒られると反発したり、言い訳したりして、ずるいことをする癖がついてしまいます。

 そこで、ずるいことをした理由を聞いて、理解しようとすることが大切です。子どもは、ずるいことをするにはそれなりの理由があるのです。例えば、宿題をサボったのは、難しかったからなどです。理由を聞くことで、子どもの気持ちや考え方を理解することができます。また、子どもも、親に話を聞いてもらえると、安心したり、信頼したりするようになります。

これを言ってみよう!

 理由を聞くときは、「何か困ったことがあったの?」とか、「何か理由があるの?」とか、興味を持って聞くような言い方をしましょう。子どもが理由を話してくれたら、否定せずに、「そうだったんだね。」とか、「それは大変だったね。」とか、受け入れてあげましょう。そして、一緒に解決策を考えてあげましょう。

2.ずるいことをしないで良かったことを褒めて、励まそう

 子どもがずるいことをしないで、素直になってくれたときは、積極的に褒めて、励ましてあげましょう。子どもは、褒められると嬉しくなり、自信がつきます。また、褒められると、その行動を繰り返したくなります。そうすると、ずるいことをしないで、素直になる習慣が身につきます。

これを言ってみよう!

 褒めるときは、「正直に話してくれて、ありがとう。」とか、「約束を守ってくれて、ありがとう。頼りになるね。」とか、ずるいことをしないで良かったことを具体的に伝えましょう。子どもが、ずるいことをしないで得られるメリットを感じることができます。また、褒めるときは、笑顔やハグなど、親子のスキンシップも忘れずに行いましょう。子どもは、親の愛情を感じると、さらに喜びます。

3.ずるいことをする代わりにできることを教えて、選ばせよう

 子どもがずるいことをするのは、自分の気持ちや欲求を満たすためです。例えば、嘘をつくのは、怒られないようにするためです。しかし、これらの方法は、長期的には自分にとって不利になります。嘘をつくと、信用がなくなってしまいます。ずるいことをする代わりにできることを教えるときは、子どもに選択肢を提示することがポイントです。子どもは、自分で選ぶことができると、自主性や責任感が育ちます。また、そのメリットやデメリットも一緒に伝えましょう。子どもが、ずるいことをしないで得られる利益や、ずるいことをすると起こる不利益を理解することができます。

これを言ってみよう!

 例えば、「嘘をつきたくなるときは、どうしたらいいかな?怒られないようにするなら、最初から正直に話すとか、後で謝るとか、どうかな?」など、ずるいことをする代わりにできることを教えてあげましょう。

まとめ

 以上が、私が実践して効果があった、3つの声かけのコツです。これらの声かけを試してみると、子どものずるさが減って、素直な子になるかもしれませんよ。子どものずるさに悩むママは、ぜひ参考にしてみてください。

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