電車内でのハンディ扇風機はあり?真夏の車内で嫌がられる迷惑行動とは
日本各地で記録的な猛暑が続いています。
冷房のきいた電車に乗ると、すっと汗がひくのを感じますが、混みあう時間帯もありますね。
暑い時期ほど、人との距離が近い電車やバスでは、周りの人への心遣いを大切にしたいものです。
この記事では、夏の混みあう電車やバスでの迷惑行動についてお伝えします。
車内でのハンディ扇風機の使用はあり?
周囲に人がいるときには、ハンディ扇風機の使用を控えることをお勧めします。
人がおこした求めてもいない風が、中途半場にあたるのは不快なものです。
また、混みあう車内は、様々なにおいも混在しています。そうしたにおいを、風と共に送ってしまう可能性もあります。
うちわや扇子も同様です。人に風をあててしまうものは、車内での使用を控えましょう。
きつい香水や柔軟剤
本人は良い香りだと思っている香水や柔軟剤も、迷惑行為に繋がることがあります。
香料は、体温が高くなると別の香りに変化することがあり、それを「きついにおい」と感じる人もいるからです。
合成香料の影響で、頭痛がしたり、吐き気を感じる人もいます。電車やバスなど、多くの人が利用する場では、強い香りがするものは避けましょう。
汗でべたついた肌や衣服が、人に触れる
通勤電車のように混みあう車内では、人と身体が触れ合うこともあります。
他人の、汗で湿った身体や服に触れるのは、不快なものです。
生理現象なので、汗をかくのは仕方のないことではありますが、汗ふきシートを活用するなど、周りの人への配慮をしましょう。
脚を広げて座る
夏に限ったことではありませんが、座席に脚を広げて座るのは迷惑行為です。
薄着になる夏、女性は特に、足もとにはご注意を。両膝をつけずに座ると、脚が開き、前に座った人が、目のやり場に困る状態にもなりかねません。
座席に座る際は、両膝をつけ、脚を閉じることを意識してください。
以上、真夏の電車・バス内での迷惑行動について、お伝えしました。
混み合う車内で、お互いに心地よく過ごせるよう、意識してみてくださいね。
マナー・コミュニケーション講師
樋口智香子