ちょっとの時間でいいから癒やされたい。
そんな気分の仕事帰りには、立ち呑みがぴったりですね。

大阪駅前第1ビル最古の角打ちのお店「ウエダ商店」さんで美味しいお酒を呑んできました。手作りのアテもおいしくておいしくて、あっという間にリフレッシュできました。

「ウエダ商店」は60年以上つづく酒屋さん

今回ご紹介するのは、大阪駅前第1ビルの1階にある酒屋さん「ウエダ商店」。
桜橋交差点のすぐ近くにあり、外から直接入れる入り口もあります。

前を通ったことがある人は多いのではないでしょうか。

「ウエダ商店」は大阪駅前第1ビルができたとき(昭和45年)からこの場所で営業されています。ビルに入る前から営業していて、移転してきたとのこと。創業して60年以上なのだそうです。

外からみると昔からある酒屋さんという印象ですね。
中もとっても渋くて、カウンター席から見えるなにもかもが年季が入っています。立ち呑みスペースが想像以上に広く、開放感がありました。

早い時間にお邪魔したので店内は混んでいませんでしたが、お仕事帰りの会社員らしきお客さんがすでに数組おられました。音楽は流れておらず、TVがついています。お酒を呑む前からリラックスモードに入れていました。

種類豊富なお酒と手作りのアテを味わう

卓上にメニューはなく、壁に手書きのメニューが貼られています。各メーカーの瓶ビールが揃っていたり、珍しい日本酒があったりして、さすが酒屋さんという印象です。

張り紙に書かれた文字がとてもきれいで、メニューの横に一言コメントが添えられているものもありました。今回は、おでんによく合うと書かれていた、澤乃井の「純米銀印」という日本酒をいただくことに。

「有名な辛口の方じゃなくて、まったりしてる方なんですけどいいですか」とお店の方が聞いてくださいました。こういう優しさが嬉しい……。

澤乃井の辛口の日本酒は呑んだことがあり美味しかったので、別タイプの味にも出会えてラッキーです。ちなみに一合310円でした！

もりもりに入れてもらいました。コクがあってまったりした味が広がるのですが、すっきり感もあって飲みやすいです。

おでんのたまご (130円) とこんにゃく (100円) を食べましたが、相性が抜群でした！

「ウエダ商店」のアテはどれもおいしくて、また食べたいものばかりです。

マカロニサラダ (280円)は、家庭的な懐かしい味です。

とりきも煮は280円。味をなんと表現したら良いのか分かりませんが、お代わりしようかと悩んだくらい美味しかったので、ぜひ食べてみてください。

なすびの甘辛煮付 (280円) はよく味がしみ込んでいて、ピリッとくる辛さもあって、お酒のアテにぴったりでした。

今回の飲食代は1,380円です。「ウエダ商店」は、安くておいしくて落ち着けるお店でした。
梅田の便利な場所にあるのが有り難いです。お仕事帰りなどにふらっと寄ると、あっという間に元気になれると思います。ぜひ行ってみてください〜！