500円玉。それはそれは、100円よりも一回り大きくて存在感のあるもの。
ぺらりとした紙のお札よりも重みがあって、ある日の部屋で落っことした500円玉と再開した時には『ラッキー！』と、つい声に出てしまうくらい、なんだか嬉しい。

もし、1枚の500円玉があったら。さあ、何をしようか。
『お腹いっぱいになれる場所に駆け込みたい。』筆者の頭に浮かんだのは、くいしん坊な言葉。

宮城県東松島市の矢本地区にある、JR東日本「矢本駅（やもとえき）」から左の道を進んだ突き当たりに、500円を握りしめて駆け込みたい食事処「みさきフーズ」がある。

みさきフーズは、今年（2024年1月）に入ってから新しく矢本地区の町なかに仲間入りしたばかり。遠くから見てもパッと目をひく「きいろ」の屋台と、お品書き。そして、ひらがなの「みさき」が目印だ。

お品書きはパソコンから生まれた人工的な字じゃなく、人の手で丁寧に書き上げた「おにぎり」「いなり」「お持ち帰りできます」の文字。手書きにはやっぱり伝わるものがあって、店先はいい雰囲気。

1つ80円のコロッケに、2個入120円のいなり。ついでに3個入170円のからあげも！想像するだけでも、500円玉がいろいろな美味しいものに大変身できる場所。

午後3時の、おやつの時間に駆け込んでしまった筆者は、閉じられたドアの前でメニューだけを堪能。実は、午後3時から5時半までは休憩時間！ちょうどその時間に駆け込んでしまった自分に喝を入れつつ、お腹の虫に平謝り。

みさきフーズのすごいところは値段やメニューの豊富さに加えて、午後5時半から夜11時までフル回転でみんなの空腹をサポートしてくれること。仕事帰りの人には特にうれしい！

さあ、500円があったら「みさき」で何を食べようか？