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【名古屋発】太平洋フェリー乗船体験記④|太平洋フェリーで密かに気になるポイントまとめ

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

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こんにちは!地域情報クリエイター(名古屋)の土庄雄平です。

名古屋から北海道へ行く方法としては、一般的に中部国際空港(セントレア)から新千歳空港へのフライトが主流ですが、もう一つ興味深いアクセス方法があることをご存知でしょうか?

それは、名古屋港から苫小牧港までを約40時間かけて結ぶ「太平洋フェリー」です。時間はかかりますが、国内最長のフェリー航路であり、ゆったりとした船旅を楽しみたい方にはぴったりの選択肢です。

そこで今回は筆者の太平洋フェリー乗船記として、何度かにわたって、その様子をお届けします。今回は密かに気になるポイントまとめについてご紹介!

最初に気になるのは、電波の有無ではないでしょうか?筆者はドコモとauのスマートフォンを持参しましたが、ともに電波は1本立つか圏外でした。

しかし電波が一本立っていても、LINEをかろうじて送れるかどうかという接続状況です。比較的陸と近い愛知近郊、仙台港周辺、津軽海峡の通過前などはインターネットに接続できました。

タイミングをみて、ちょっとインターネットを使う程度なら可能だと思います。ガッツリ使いたい方は、仙台港に停泊中がおすすめです。

船酔いが心配な方もいらっしゃるでしょう。波の高さによって異なりますが、2〜3メートルの波でもかなりの揺れを感じることがあり、特に冬季には揺れが大きくなる傾向があります。

酔い止めについてですが、「きそ」の売店では、大人用と子供用の酔い止め薬が購入可能です。しかし、「いしかり」や「きたかみ」では酔い止め薬の取り扱いがないため、事前にドラッグストアで購入しておくのが安心です。

レストランでは朝・昼・夜とバイキングを行っていますが、その利用法についても簡単にご紹介します。

予約時には「朝食バイキングプラン」や「全食バイキングプラン」を選べますが、インターネット割引でシンプルに予約し、必要に応じてレストランの券売機でチケットを購入するのがおすすめです。そうすれば、好きなタイミングでバイキングを楽しめます。

特に、名古屋から苫小牧へ向かう際には、仙台港に停泊する2日目の夕食バイキングを利用すると、より充実した旅のひとときを満喫できますよ。

途中、仙台港で停泊しますが、名古屋→苫小牧、苫小牧→名古屋で予約している方でも、一時下船することができます。あらかじめ同意書を書いて、一時上陸・再乗船証を受け取るだけでOKです。

下船できる時間は約2時間で、一度下船すると乗船案内までは船に戻れないのでご注意ください。

車やバイクなどは動かすことはできませんが、多賀城市街まで買い出しに出かけるのも良い気分転換になりますよ。またフェリーを外から眺めるのも一興です。

<太平洋フェリー>

https://www.taiheiyo-ferry.co.jp/

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愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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