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大谷、10打席ぶりの安打で勝利に貢献。チームの連敗を5で止める

三尾圭スポーツフォトジャーナリスト
レンジャーズ戦の7回裏に同点のホームを踏み、アップトンとハイタッチをする大谷

 8月27日(日本時間28日)のレンジャーズ戦に3番指名打者で先発出場したエンゼルスの大谷翔平は、7回裏の第3打席に左前安打を放って勝利に貢献。試合はエンゼルスが5対2で勝利。大谷は4打数1安打だった。

 1対0の7回裏、イニングの先頭打者として打席に入った大谷は左腕マイク・マイナーが投じた初球のナックルカーブをレフトに流し打って、10打席ぶりの安打を記録。今季は球宴にも初選出されたマイナー相手に6回まで安打1本に抑えられていたエンゼルスだったが、大谷のヒットが試合の流れをエンゼルスに引き寄せた。

レンジャーズ戦の7回裏に左前安打を放つエンゼルスの大谷翔平(三尾圭撮影)
レンジャーズ戦の7回裏に左前安打を放つエンゼルスの大谷翔平(三尾圭撮影)

 大谷にヒットを打たれるまではエンゼルス打線を封じていたマイナーだが、大谷を塁に出すといきなり乱れ始めた。次打者のジャスティン・アップトンとアルバート・プーホルスを連続で歩かせて無死満塁のピンチを迎える。2回裏に安打を打ったアンドレトン・シモンズは二塁フライに倒れたが、コール・カルフーンの適時二塁打で大谷とアップトンが生還して逆転に成功。代打のブライアン・グッドウィンもタイムリーヒットを放って、エンゼルスはこの回に4点を奪った。

 この日はシアトルでヤンキースの田中将大とマリナーズの菊池雄星が投げ合い、カブスのダルビッシュ有が日米通算2500奪三振を記録するなど他の日本人選手たちにスポットライトが集まったが、大谷も与えられた仕事を着実に遂行して勝利に貢献。チームの連敗を5で止めた。

チームの連敗を5で止めて、カルフーンと勝利のハイタッチを交わすエンゼルスの大谷翔平(三尾圭撮影)
チームの連敗を5で止めて、カルフーンと勝利のハイタッチを交わすエンゼルスの大谷翔平(三尾圭撮影)
スポーツフォトジャーナリスト

東京都港区六本木出身。写真家と記者の二刀流として、オリンピック、NFLスーパーボウル、NFLプロボウル、NBAファイナル、NBAオールスター、MLBワールドシリーズ、MLBオールスター、NHLスタンリーカップ・ファイナル、NHLオールスター、WBC決勝戦、UFC、ストライクフォース、WWEレッスルマニア、全米オープンゴルフ、全米競泳などを取材。全米中を飛び回り、MLBは全30球団本拠地制覇、NBAは29球団、NFLも24球団の本拠地を訪れた。Sportsshooter、全米野球写真家協会、全米バスケットボール記者協会、全米スポーツメディア協会会員、米国大手写真通信社契約フォトグラファー。

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