「キャベツ」お得はどっち?「丸ごと」or「カット」元スーパーの店員だから知っているお得情報
キャベツの購入についての選択肢は、「丸ごと購入」か「カット購入」の二つがあります。そしてこれからの冬の間、キャベツは煮込み料理やスープにも大活躍します。
家庭によって、キャベツの消費量は異なるため、購入方法も変わってきます。一人暮らしや少量しか使わない場合、カットキャベツが便利かもしれません。しかし、コストを考えると、どちらの方法がより経済的か気になるところです。
この記事では、スーパー店員だった私が、丸ごとのキャベツとカットキャベツのどちらがコストパフォーマンスに優れているかを解説します。さらに、キャベツを美味しく長持ちさせる保存方法についても紹介します。
丸ごとかカットか、どちらがお得?
近くのスーパーで価格を確認したところ、次のような価格設定がありました。
- 1玉:198円
- 1/2カット:108円(1玉換算216円)
- 1/4カット:68円(1玉換算272円)
カットキャベツは、丸ごと購入するよりも割高になることが多いです。
特に1/4カットは、1玉分の購入に比べると、より高く設定されています。この価格を基に計算すると、1/4カットで1玉分を購入すると、丸ごと購入するよりも72円高くなります。
ただし、一人暮らしや少人数での生活を考慮すると、食べきれない分を捨てることを考えると、カット購入の方が最終的には経済的かもしれません。
なぜカットキャベツは割高になるのか?
カットキャベツは、スーパーのバックヤードや工場で切られパッキング(袋詰め)されています。
その手間が価格に反映されています。また、カットキャベツは丸ごとのキャベツに比べて鮮度の劣化が早く、廃棄率が高いため、利益を確保するために価格が高めに設定されることが多いです。
私がスーパーの青果担当者だったときも、同じように値段をつけていました。また、丸ごとキャベツが特売で安くなると、1/2カットキャベツの価格は丸ごとキャベツとほぼ変わらない価格で販売していました。そうなると丸ごとキャベツを買いたくなりますよね。
フードロスを減らしつつ、経済的に食べる方法
丸ごとキャベツが価格的にはお得ですが、全量を使い切るのが難しい場合には、冷凍保存がおすすめです。冷凍することで、約1ヶ月間保存が可能です。
カットしたキャベツを食品用保存袋に入れ、冷凍庫に保存。
凍った状態で調理できるため、使うときにも便利です。私は個人的に、角切りや1cm角にカットしたキャベツを冷凍庫に常備しています。角切りのキャベツは焼きそばや炒め物に、小さいカットはスープや味噌汁にオススメです。
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