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「ごはんがベタつく…」←「その原因とは?」ご飯のおいしさが安定する!たった一つのコツとは?

ぱるとよ料理研究家

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毎日ごはんを炊いていると、柔らかすぎたり硬くなりすぎたりと仕上がりにムラを感じることがありませんか?実は、その原因の多くは「水加減」にあります。

水の量が適切でないと、ふっくらしたごはんに炊き上げるのは難しいです。この記事では、誰でも簡単においしいごはんを炊ける「水加減のポイント」を紹介します。ちょっとしたコツで、毎日のごはんの仕上がりが安定しますよ。

ごはんがベタつく原因は「水の量」!

お米を炊くときに使うのは「水」。その水の量が少し違うだけで、ごはんの食感に大きく影響しベタついたり、硬くなったりします。

炊飯器の釜のメモリを基準にしている方も多いですが、それだけでは毎回同じおいしさを保つのが難しいことも。特に新米や銘柄が変わるときは、水加減をしっかり調整することが大切です。

一般的に、お米と水の比率は1:1.35〜1.45が理想とされています。例えば、300gのお米を炊く場合、水の量は405〜435g程度。まずは、この範囲で自分好みの硬さのときの水の量を調べてみてくださいね。そうすると、安定して自分好みの硬さや柔らかさのごはんに炊き上がります。

水加減のコツ:キッチンスケールを使う

炊飯器のメモリではなく、キッチンスケールを使って水の量を正確に測る方法を試してみてください。この方法なら、炊き上がりが安定します。

手順

1. スケールに炊飯釜を乗せ、重量を「0」に設定。

2. お米を入れて再び重量を「0」に。

3. 水を入れて軽く研ぎ、捨てる作業を5回繰り返します(普通精米の場合、無洗米の場合は必要なし)。

4. 最後に、計量したお米の重量に対して1.35〜1.45倍の水を加えます。

5. 季節に応じて浸水時間を確保。夏は30分以上、冬は2時間以上が目安。

6. 浸水が終わったら炊飯器で炊くだけ!

この手法を使えば、毎回同じようなお米の食感で炊けます。

まとめ

  • ごはんの仕上がりを左右するのは「水加減」。
  • お米1に対して水1.35〜1.45倍が目安。
  • キッチンスケールで水の量を正確に測定。
  • 季節やお米の種類に応じて浸水時間を調整。

シンプルな方法で、毎日の食卓に安定したおいしさを。ぜひ試してみてください!

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食材の豆知識・裏ワザ・エコ技をご紹介しています。詳しい解説は下の記事(外部サイト)に記載しています。

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料理研究家

料理研究家、野菜、果物、コストコのお役立ち情報を発信中!【職歴】中堅スーパーの青果担当者~中央卸売市場 大卸 食育担当~3人の子供を育てながら食育フリーランスとして活動中(500回以上 食育講座の登壇経験あり)。

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