ブロッコリーの茎に穴が…!食べても大丈夫なの?捨てた方がいいの?元スーパーの店員が解説
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ブロッコリーは秋を過ぎると手頃な価格になり、食卓に登場する頻度が増える人気の野菜です。特に冬場は味が甘くなるため、一層楽しみが広がります。
購入時には花蕾(かさい)や茎の状態を確認することが大切ですが、茎に穴が開いていることに気づいて「食べて大丈夫かな?」と疑問に思う方もいるかもしれません。この記事では、そんな茎の穴について詳しく解説します。
ブロッコリーの茎に穴が開いていても食べられる!捨てないで!
ブロッコリーの茎に穴があっても、基本的には花蕾も茎も問題なく食べられます。この穴は成長過程でできる自然なものなので、病気や品質の劣化を意味するわけではありません。安全性には影響がないため、廃棄する必要はありません。
穴か空いている茎も内側の硬い部分を削ると美味しくいただけます。
茎は繊維質でしっかりとした食感があり、揚げ物やきんぴら、スープの具材にするととてもおいしいです。
ただしデメリットも!
茎に穴があっても味にはほとんど影響しませんが、食べられる部分が減るのはデメリットです。穴が大きいと、茎の中心部分を取り除く必要があるため、実際に使える量が減ってしまいます。こうした場合、穴のないブロッコリーを選ぶ方がコスパの面で優れています。
購入時には、茎に目立った穴がないものを選ぶことで、無駄なく楽しむことができます。
どうして穴が開くの?
ブロッコリーの茎に穴ができる原因は、成長過程にあります。急激に成長すると、茎の中が追いつかず空洞化して穴ができることがあります。この現象は病気ではなく、自然な成長の一部です。
切ってみると、穴の位置や大きさにばらつきがある場合があります。
茎の下部だけに穴が開いていることもあれば、花蕾付近まで続いている場合もあります。穴の範囲が広がるほど食べられる部分が減るため、購入時には茎の状態を確認するのが重要です。
まとめ
- 茎に穴があっても安全に食べられる。
- 茎の穴部分は切り取れば活用可能。揚げ物やきんぴらがおすすめ。
- 穴が大きいと食べられる量が減るため、購入時にチェックを。
- 急成長による自然現象で、品質には問題なし。
茎も花蕾も上手に使えば、ブロッコリーは捨てるところがない優秀な野菜です。穴のある茎も一工夫して、美味しく調理してみてはいかがでしょうか。
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