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【横須賀市】心も体も温まるジンジャーカフェ *ジンジャー号に乗って、旅気分はいかがですか?

るりちゃん地域情報発信ライター(横須賀市)

カフェに行く数日前私は、長年在宅医療に取り組んで来られた千場(ちば)純医師の講演会を聴きに行きました。千場先生が「じんじゃカフェ」のお話をされたので、てっきり「神社カフェ」とばかり…興味津々で帰りにパンフレットを頂きました。

その時初めて大きな勘違いに気付きました。「神社カフェ」ではなくて、「ジンジャーカフェ」と分かり、さらなる興味がわきました。生姜と聞けば放っておけない。

そんな訳でジンジャーを使ったどんなお茶やパンが出るのかと、緊張したりワクワクしながら足を運びました。ドアを開けると、、動物のぬいぐるみや壁飾りがところ狭しと並べられ、絵本の世界に迷い込んだような空間がありました。地域の情報交換のボードも充実していて、活発な交流がありそう~。

2階は遊び心がいっぱい。親しい友人との語らいや、1人で絵本を見ながら、プチバス旅を楽しめそうですね…絵本バス「ジンジャー号」で出発~!

(大人でも楽しく読むことができる絵本がいっぱい)

元々は3年前「人社カフェ」として、孤立しがちな今の世の中でヒトと人が出会い、気軽にお話ができる場所を提供したいと願い、商店街の一画、福引会場であった空き家を改装したのが始まりだそうです。

千場先生ご夫婦がボランテイァの方々と共に運営しておられます。

なぜジンジャーなのかとお聞きしてみると、「人社」にひっかけて…とのこと。なるほど…ユーモラスな先生ご夫婦ならではと納得できました。

おすすめのソイラテは、豆乳ホイップをよくかき混ぜて頂くと、やはり生姜の香りのするお茶と、一緒に付いてくるジンジャークッキーが程よい甘さになって喉を通っていく感じです。

手作り蒸しパンのメニューの数をお聞きしても、ご本も分からないほどたくさんあるそうです。それを千場先生の奥様、洋子さんがお一人で作っています。アイディアも豊富で桜蒸しパンのように、季節にあった食材を組み合わせたユニークな蒸しパンがあります。例えばココアと手作りマーマレードジャム入りだったり、はちみつレモン入りだったり、ご自宅のジューンベリージャム入りなどなど~どれも凝った蒸しパンの数々。

そのアイディアの豊富さに驚き,感心すると、にっこりされるだけ…

写真右のジンジャー蒸しパンは、細かく切られた生姜が入っていて、一口頬張ると優しさの中に生姜のピリッとした味わいがあります。

日替わりの桜蒸しパンは、塩漬けの花びらと、ほのかな甘酒の香りがして、口いっぱいに春が広がるような美味しさです。その上になんと甘納豆も。

蒸しパンは、、どれも一つ160円。

店内にあるユニークなキャラクター、「ジンジャール」も生姜がモチーフ。洋子さんが

羊毛フェルトで手作りしたとのことです。彼女の帽子にも「ジンジャール」が付いて

いて可愛い。まさにジンジャー尽くしです。単なる駄洒落とは思えない生姜への熱い思いを

感じました

蒸しパンを頂いている間にも、楽しいお話をたくさんしてして下さり、あっという間に時間が過ぎていきました。

来た時より元気になって帰っていく人、また来るねと言ってくれる人、ここに来るとホッとする、おいしかったと言ってくれる人、そんな声が洋子さんたちの喜びにつながっているようです。気軽に何度でも立ち寄れるように、気軽なお値段なのもうれしい。

気が付くと私も訪ねた時より体も心もリラックス、ほっこり温まって、、また来ますとことばをかけていました。

店舗情報

よこすかジンジャーCafé

238-0017神奈川県横須賀市上町1-45-29

電話046-874‐8118

営業時間 11時40分~17時30分

定休日   日、月、水、祝日  

 ( 荒天などで予告なくお休みさせていただくこともあります。)

地域情報発信ライター(横須賀市)

海と山に囲まれた自然豊かな走水地区、一方で住民の高齢化が進み、150年の歴史を持つ日本一海に近いと言われる走水小学校が近隣の小学校に統廃合されます。そんな地元やその周辺を歩き、面白い情報、、気になること、時々カフェなど巡りながら地域の皆さんとともに元気が出るような記事を発信していきます。

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