【腎臓(じん臓)が悪くなると】ーどんな症状に繋がる?ー
ご覧頂きありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「腎機能が低下すると、どんな症状に繋がるのか?」解説していきます。
まずは「腎臓」についてです。
腎臓は、ソラマメのような形をしていて、腰のあたりに左右1つずつある臓器です。
重さは約100~150gです。
肝臓があるので、右の腎臓の方が約1.5センチほど位置が低くなっています。
では、腎機能が低下するとどんな症状に繋がるのか?
①尿毒症
尿毒症は、老廃物がちゃんと排泄できず、体内に蓄積してしまう事で起こる症状です。
具体的な例をだすと「食欲低下」「吐き気」「頭痛」「だるさ」などがあります。
尿毒症についてはこちらの記事→【尿毒症】←で解説しておりますので、良かったらご覧ください。
②貧血
腎臓では、エリスロポエチンという赤血球の産生を促進するホルモンが産生・分泌されています。
なので、腎機能が低下するとエリスロポエチンの分泌が低下してしまい、貧血に繋がってしまう。
このように腎機能低下から繋がる貧血を「腎性貧血」といいます。
③尿・排尿の異常
腎臓は尿をつくる役割があるので、
腎機能の低下は頻尿・無尿・血尿・糖尿などの「尿・排尿の異常」にも繋がってしまいます。
④電解質の異常
腎機能が低下すると、高カリウム血症や低ナトリウム血症になる可能性があり、
「筋力低下」「だるさ」「不整脈」「吐き気」などの症状に繋がることがあります。
⑤骨粗しょう症
腎臓は、カルシウムの吸収に大切なビタミンDを活性化させる働きもあります。
なので、腎機能が低下が低下することで、ビタミンDの活性が障害され、カルシウムの吸収率も悪くなってしまう。
結果、骨粗しょう症のリスクもUPしてしまいます。
その他
その他に「浮腫」「血圧の異常」「アシドーシス」「アルカローシス」「疲れやすい」などにも繋がる可能性があります。
脂質異常症・高血圧・高血糖などの生活習慣病に注意して、腎臓に優しい生活を心がけましょう。
参考になれば幸いです。
ではではっ
また次回の投稿で(@^^)/~~~
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