【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part228:おばさんと呼ばれる条件 他
みなさん、こんにちは~!
季節の移ろいは早いもので、近頃はグッと冷え込む日も多くなってきました。
寒い日は、なんとなく外に出るのが億劫になってしまうこともありますよね。
でも、そんな日こそ韓国ドラマ鑑賞を楽しむのにピッタリだと思いませんか~?
暖かい部屋でのんびりと韓国ドラマを観れば、心も身体もリフレッシュできそうですよね^^
あわせて、この「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」を読んでいただくと、ドラマを観ているときに気になっていたあんな行動やこんな不思議の謎もお分かりいただけると思います!
韓国ドラマをより深く楽しみたいという方は、ぜひ、最後まで読んでみてくださいね☆
さぁ~!それでは、今日の不思議を見ていきましょうか~?
今回は、結婚に関するこんな不思議をピックアップしてみましたよ!
「おばさんと呼ばれる条件」
みなさん、「아줌마(アジュンマ)」という韓国語を聞いたことありませんか?
韓国ドラマのなかに必ずといっていいほどよく出てくる言葉ですよね。
韓国語が分からないという人でも、意味を知っている人は多いかもしれませんね。
そう!「아줌마(アジュンマ)」は「おばさん」という意味です。
「おばさん」という言葉を聞くと、みなさんは何歳くらいの人を想像しますか?
具体的に「何歳からがおばさんか?」といわれると、なかなか答えるのは難しいですよね。
もちろん、人によって違いはありますが、イメージ的には40代半ばくらいからのいわゆる中年層と呼ばれる年代と答える人が多いでしょうか。
しかし、相手が一般的にみて「おばさん」と呼ばれるくらいの年齢であったとしても、日本では相手に面と向かって「おばさん」と呼ぶことって少ないですよね。
ところが、韓国ドラマを観ているといたるところで「아줌마(アジュンマ)」と呼んでいます笑
日本では「おばさん」と呼んだら失礼になると考えて、「あの~」とか「そこの奥さん」とか違う呼び方をすることがありますが、韓国ではハッキリと「아줌마(アジュンマ)」と呼ぶんですね。
さらに驚きなのは、韓国では結婚したらもれなく「아줌마(アジュンマ)」と呼ばれることです。
年齢は関係ありません!
いくら若くても結婚したら「아줌마(アジュンマ)」になってしまうんです!
これは日本にはない定義なのでビックリしてしまいますね!
日本でも結婚すると「○○さんの奥さん」とか「○○ちゃんのお母さん」などと呼ばれることも多くなりますよね。
韓国でも、特に女性は結婚すると自分の名前を呼ばれる機会は少なくなります。
他人や子供の友達などからは「아줌마(アジュンマ)」と呼ばれ、夫の友人や会社の同僚からは「제수씨(ジェスシ)/奥さん」と呼ばれるようになります。
さらに、子供が生まれると、周囲の人だけでなく夫や身内からも「〇〇엄마(○○オンマ)/○○ちゃんのママ・お母さん」と呼ばれます。
周囲の人からの呼ばれ方で、その人が結婚しているのか、子供がいるのかまで分かってしまうというのは面白いですよね。
それでは、もうひとつ不思議を見ていきましょう!
「夫婦は別姓!」
韓国ドラマを観ているときに、夫婦や親子で苗字が違うなぁ~と不思議に思ったことはありませんか?
日本では、結婚するときに夫か妻のどちらかの姓を選択しなければいけませんよね。
しかし、韓国では夫婦別姓なんです!
結婚しても、夫婦それぞれの苗字が変わることはありません。
これは血のつながりを大事にする儒教の教えからきているといわれています。
子供が生まれると、子供には基本的に父親の苗字が受け継がれます。
そのため、父親と子供たちは同じ苗字で母親だけ別の苗字となるんですね。
こうした夫婦別姓には賛否両論あり、2008年には法律が改正され、母親の苗字を選択することも可能になりました。
どちらかの苗字を選択しなければならない日本の場合、それにともなって身分証明書や銀行の通帳、クレジットカードなど、ありとあらゆるものに氏名変更の手続きが必要になってきます。
しかし、夫婦別姓の韓国では、結婚してもそういった面倒な手続きがないんですね。
また、もし離婚をしたとしても、旧姓に戻るということもありません。
面倒な手続きが減るという点では、夫婦別姓は意外とメリットが多いかもしれませんね!
いかがでしたか?
今回は、韓国の結婚に関する不思議を2つ紹介しました!
結婚にともなって変わるもの、変わらないもの。
日本と韓国では、こんな違いがあったんですね~!
それにしても、年齢に関係なく、結婚したら「おばさん」になってしまうというのは、ちょっとショックかも…笑
それでは、また次回の「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」も、どうぞお楽しみに~♪