知っていて損はない【カバートアグレッション診断】を現役プロ心理カウンセラーがご紹介します。
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
昨日の記事では、「カバートアグレッションとは何か?」についてお話したのですが、今日は、【カバートアグレッション診断】について、お話したいと思います。
「あなたの隣人がカバートアグレッションかどうか?」を調べる目的で、この診断を用いて頂ければと思います。
では、早速。カバートアグレッション診断テストを行ってみましょう。
1.愛想がいい。
2.とぼける。
3.話をはぐらかす。
4.平気でウソをつく。
5.直ぐに泣いたり怒ったりする。
6.被害者面する。
7.物事を自分の都合のいいように解釈する。
8.相手に罪悪感を植え付ける。
以上の質問に「ハイ」が5つ以上あれば、あなたの隣人はカバートアグレッションの可能性が高いです。全部「ハイ」であれば、あなたの隣人は間違いなく、カバートアグレッションです。
続いて、ここからは、補足説明です。
1の愛想がいいというのは、カバートアグレッションの最大特徴です。カバートアグレッションの人は、一見良さげな人に見えることが多いので、1は必須です。1がハイでない場合、1に〇がつかない場合は、いくら他の箇所がハイだとしても、その人はカバートアグレッションとは呼べないということです。
続いて2ですが、カバートアグレッションの人は、とぼけることが得意です。知っているのに知らないふりをして、相手を困らせるのです。たとえば、「このことは、人に喋ってはいけない」と知っているのに、知らないふり、とぼけた顔をして、人の秘密をバラしたりするのです。カバートアグレッションの人は、よくそういうことをします。
続いて3の話をはぐらかすですが、カバートアグレッションの人は、質問しても答えてくれないことが多いです。何となくはぐらかすのです。特に自分に不利に働きそうなことは、決して話そうとはしません。
続いて4ですが、カバートアグレッションの人は、平気でウソをつきます。しかも事実に混ぜてウソをつくので、聞いている人は、それが本当だと思ってしまいます。そうやってウソをついて、人を不利な状況に陥れるのが、カバートアグレッションの人は得意です。
続いて5ですが、カバートアグレッションの人は、直ぐに泣いたり怒ったりします。泣いたり怒ったりして、責任を自分で取らないでいいようにしたり、泣いたり怒ったりして、周りを混乱の渦に巻き込んだりします。
続いて6、被害者面するですが、カバートアグレッションの人は、自分が加害者のくせに、被害者面をして、周りから同情を買おうとします。そういう行為を繰り返すことによって、周囲を自分の味方につけ、ことを有利に運ぼうとするのです。被害者面をする、それがカバートアグレッションの人の常とう手段です。
続いて7、物事を自分の都合のいいように解釈するですが、カバートアグレッションの人は、頭がおかしいのでしょうか? 物事を自分の都合にいいように解釈し、そしてそれをまた人に伝えたりすることが多いです。よって、カバートアグレッション、彼らの口車に、決して乗ってはいけません。
続いて8、相手に罪悪感を植え付けるですが、カバートアグレッションの人は、「いいのいいの、私が悪いの」と言いながら涙して、相手に「いや、申し訳ないことをしてしまったなぁ」と思わせるのが得意です。相手に罪悪感を植え付け、相手に貸しをつくり、相手を巧みにコントロールするのが、カバートアグレッションの人の得意技です。
以上です。
以上が、カバートアグレッション診断テストです。
カバートアグレッション診断テストを用いて、あなたの隣人がカバートアグレッションだった場合は、早めにそのことに気付き、出来る限り、カバートアグレッションの人からは、距離を取るようにしていきましょう。
というわけで、今日は、「カバートアグレッション診断」というテーマで、お話させていただきました。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。