ペグハンマーは必要?【裏技】ハンマー以外の物を使ってテントやタープのペグを打つ方法
テントやタープを張る時に必須とされているペグハンマー。
実は私、30年以上のキャンプライフで一度もペグハンマーを使ったことがありません。
なので、そもそも「ペグハンマーは必要なのか?」と疑問が湧いてしまいます。
この記事では、私が今までどんな方法でペグを打っていたかということを紹介したいと思います。
手を使う
地面がぬかるむほど柔らかくなくても、粘土質の地面ならペグは手の力だけで入ります。
その際、真っすぐペグを入れるのではなく90度づつ半回転させながらグリグリと地面に押し込みます。
そして、少し固めの地面なら平ペグ(サンドペグ)を手の平に当ててペグの頭を押さえます。
この方法なら、平ペグがプロテクターの代わりになるので手の平が痛くありません。
ペグを打つ本数が多い場合にも有効な方法です。
ペグが地面に3分の2以上入っていれば足で踏んでもペグが曲がることは稀です。
ただ、急激に踏むのではなくジワっと踏んだ方が良いです。
石を使う
石を使ってペグを打つ方法もオーソドックスだと思います。
少々固めの地面にペグを打つ場合には有効な方法です。
綺麗に清掃管理されているキャンプ場だと手ごろな石が見つからない場合がありますが、大きな木の根元やキャンプ場の外まで探しに行けば大抵見つける事ができます。
石を見つけるのに30分くらいかかる事もありますけどね。
あと、ハンマーを使うより石を使う方が良いメリットもあります。
それは、ハンマーでソリッドステークなどの鍛造製ペグを打つ場合はペグの頭が潰れてしまう事がありますが、石の場合は石の方が砕けてくれるのでペグの保護にもなる点です。
薪を使う
焚き火をされる方でしたら、薪を用意していると思います。
その薪がペグハンマーの代用品として使えます。
重量のある固い薪なら簡単にペグを打つことができます。
その他の代用品
バイクでキャンプをしている時は、U字ロックを使ってペグを打っています。
基本は石を使うのですが、近くに石が無い時は探すのが面倒なのでU字ロックを使っています。
ハンマーとして使う部分は、U字ロックの棒状の部分です。
重さもあってペグを打つには最適です。
ただ、U字ロックの表面はボロボロになりますので承知の上での使用になりますが…
最後に
ペグハンマーはペグを打つ時にしか使用しないので代用品があれば必要ないと思います。
特に自転車や徒歩でのキャンプの場合は荷物を減らしてミニマムキャンプを実践したいですからね。
ペグハンマーの購入に悩んでいる方の参考になれば幸いです。