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子ども依存症にならないためには、セックスレス夫婦にならないこと(子離れ出来ない親)

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。


今日の記事は、子ども依存症(子どもコンプレックス)とは の続きです。
今日の記事を読めば、「子ども依存症(子どもコンプレックス)にならないためには、何をどうすればいいのか?」が、きっとわかるかと思います。

奥さんを、もしくはご主人を、子ども依存症(子どもコンプレックス)にさせたくないのであれば、セックスレス夫婦にならないこと、それが大切です。そう、夜の営みを頑張る…ということです。そして、これは特に、男性の皆さんに強く言いたいです。

ご主人が、セックスに手を抜くと、奥さんは高確率で子ども依存症(子どもコンプレックス)になります。特に奥さんが、キャラ診断でいうところのお母さんタイプ(エニアグラムでいうところのタイプ2)だと、そうなります。

子ども依存症の怖さは、こちらに書いた通りです。

ついつい子どもに目が向きがちな奥さんを、雄の魅力で、こちらに振り向かせる、これがご主人の役目です。お母さんと赤ちゃんを身体的につなげている臍の緒は、産婦人科医が切ってくれますが、お母さんと子どもを精神的につなげている臍の緒は、ご主人が切るより他ないです。そして、産婦人科医が使う道具はメス、ご主人が使う道具はオスの魅力ということです。

そのためには、ご主人が、性生活を頑張ることです。
奥さんを子ども依存にさせない、奥さんの関心を自分に向けさせる、そう思って、セックスを頑張って下さい。

おざなりにしない、手を抜かない、心を込めて丁寧にする、それが大切です。
自分の奥さんが、歓喜と快感に包まれ、涙をこぼすようなセックスをすれば、
自分の奥さんが、子ども依存症(子どもコンプレックス)になるようなことは、決してないでしょう。

「疲れている」とか、「面倒臭い」だなんて言わないでください。
あなただって、疲れていても面倒くさくても、毎日仕事に行っているでしょ?
それと同じことです。
性生活も自分の大切な仕事だと思って、どうぞ一生懸命に務めてください。

嫌々しない、仕方なくしない、喜んでする、嬉々としてする、それが大切です。
そうすれば、奥さんもご主人も、恐ろしい子ども依存症(子どもコンプレックス)になるようなことはないでしょう。

「夜を制する者は、昼をも制す」
この言葉を大切に、いついつまでも、仲のいいご夫婦であってください。

そのためには、
奥さんは、母親である前に、可愛らしい一人の女性であり続けてください。
ご主人は、父親である前に、カッコいい一人の男性であり続けてください。
そして、そのことが、子どもに限りなく良い影響を与えるということを知っておいてください。

最後に、
セックスは、己の性欲を満たすためにするものではありません。
セックスは、相手に思いやりの気持ちを持った、心地いいスキンシップ、深いコミュニケーションなのです。どうぞ、そのことを忘れないようにしてください。

今日は、私(竹内成彦)が、精神分析の立場から、ご夫婦ふたりとも、子ども依存症(子どもコンプレックス)にならないための、具体的な方策を提案させていただきました。


今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

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