東京で赤く染まる”彼岸花”の群生が見られる超穴場!里山のような風景に心癒される場所とは
こんにちは、ホリデーノートのotoです。今回は、東京で真っ赤な彼岸花が見られる穴場スポットへ行ってきました。
別名「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」とも呼ばれる彼岸花。名前のとおり、秋のお彼岸の頃に開花しますが、2024年は猛暑の影響で彼岸花の開花が遅れたところが多いよう。10月に入ってから見頃を迎えている場所も目立ちます。
今回訪れた「神代植物公園 水生植物園」もその一つ。10月に満開!といった感じで、まだこれから咲きそうな花もチラホラとありました。
無料で入園できる「神代植物公園 水生植物園」
調布市にある「神代植物公園」は、広さ48万m2(東京ドーム約10個分)の広大な公園。春のつつじや、春と秋のバラはとくに有名で、見頃の時期には開園前から列ができ賑わいます。
そんな「神代植物公園」ですが、本園のすぐ近くに「水生植物園」があるのをご存知でしょうか?本園は有料ですが、「水生植物園」は無料で入園できます。
「神代植物公園 水生植物園」とは、湿地のなかに木道を整備して公園にした場所。東京であることを忘れてしまいそうな、自然いっぱいのどのかな風景が広がります。
「神代植物公園 水生植物園」は彼岸花の穴場
水生植物園があるエリアには、国の史跡に指定されている「深大寺城跡」もありますが、水生植物園自体はそこまで規模が大きいわけではなく、園内のどこに彼岸花が咲いているかはすぐにわかります。
入園して早速、赤く咲いている彼岸花が視界に飛び込んできました。上の写真は「はなしょうぶ園」の脇に咲いている彼岸花。カーブを描きながら彼岸花ロードがつづき、思わず「わぁ!」と心のなかで声をあげてしまいます。
「はなしょうぶ園」を挟んで向こう側に木道があり、趣があります。どこか里山を訪れたような心癒される風景ですね。そして、木道の近くにも彼岸花がズラリと並ぶように咲いています。
ここが園内で一番の彼岸花スポットかな?と思いきや、少し歩くと、今度は、より群生になっている彼岸花が目に飛び込んできました。
上の写真は、田んぼの脇に咲いている彼岸花。まるで花火が連続して上がっているような光景に心が弾みます。園内で最も彼岸花が群生しているスポットです。
彼岸花スポットはまだあります!こちらは白い彼岸花も多く咲いているエリア。すぐ近くに休憩できる東屋があり、座りながらゆっくりと彼岸花を鑑賞できます。
さきほどの彼岸花および東屋を、木道から撮影したのが上の写真です。
「神代植物公園 水生植物園」は湿地や水田と、湿地のなかに伸びる木道がとても絵になる場所。”東京の彼岸花名所”として取り上げられることもあまりなく、彼岸花が見られる穴場スポットと言えます。
「神代植物公園 水生植物園」でのんびり秋の休日を
園内のところどころに秋を彩る花も咲いていますが、ススキも見ることができました。
園内を少し高い場所から見渡せるようにベンチも置かれており、秋の休日にのんびりと過ごすのも気持ちがいいです。
深大寺は観光地として人気のエリア。お寺や風情のある参道を巡りながら、名物の蕎麦や甘味をいただくついでに、ぜひ「神代植物公園 水生植物園」にも立ち寄ってみては。
神代植物公園 水生植物園
住所:東京都調布市深大寺元町2丁目
電話番号:042-483-2300
開園時間:9:30〜16:30
休園日:月曜日(祝日の場合は開園し、翌日休園)
公式サイト(外部リンク)