ゴーン被告が逃亡成功後、お正月の食卓で飲んだものは何? レバノンの家の中のゴーン氏の写真
レベノンのベイルートに逃亡したカルロス・ゴーン。
滞在している白い家は、女性の友人の家で、有名なインテリアデザイナーだという。
ゴーン被告のお正月の食卓写真―正確には、お正月を迎える夜の食卓写真――が、フランスの民放テレビTF1のトップニュースで流れた。さすがフランス人、食に興味があるようだ。
ゴーン被告の前にあるお皿には、あまりよく見えないが、一口サイズのパイのような物が見える。これは典型的なアペリティフのおつまみ。つまりこの写真は、本格的な食事が始まる前の、お酒とおつまみで歓談する時間のものだろう。
ゴーン被告は、赤ワインを飲んだようだ。さらに右手前に、長細いグラスがある。逃亡成功を祝って、シャンパンでも飲んだのだろうか。
背後には、フルーツの盛り合わせが見える。地中海地方では大変メジャーな光景である(生クリームやバターを使ったお菓子は伝統的には存在せず、生のフルーツやドライフルーツをよく食べる)。
パイナップルに見えるものは、中にキャンドルを飾るデコレーションのようだ。
この家の所有者である友人の女性は、同テレビ局の電話取材に対して「いいですかムッシュー、ゴーン氏についてコメントすることはありません」と答えた。
ゴーン被告は「私一人で出立を計画した。家族は一切関係していない」とコメントしている。