2020年こそ貯めたい人が年末にやりたいお金の大掃除
2020年こそ心機一転してお金を貯めるためにも、部屋の大掃除のように年末のうちにお金の大掃除をしておきたいものです。やっておきたいことは次の3つです。明細関係、領収書関係、クローゼットなど買い物した物の整理を行っておきましょう。
1.通帳、クレジット明細の確認
しばらく通帳やクレジット明細を見ていないという人も多いのではないでしょうか。通帳やカード明細を見ずにクレジットカードで買い物を続けていると、実際に使える金額以上に使い過ぎている状態が続いてしまうことも。しっかりと身の丈を確認するためにも年末に一度通帳記帳をし、クレジットカード明細も確認をしておきましょう。
年始と比べて残高が減っているのなら今年は使い過ぎてしまったということです。来年は残高を増やす努力が必要です。
また、カード明細を確認する際に貯めたポイントの有効期限もチェックしておきましょう。有効期限がせまっているようならポイント交換の手続きも進めてくださいね。
2.領収書の整理
医療費がたくさんかかり、医療費控除を申告しようと思っている人は領収書を集めておきましょう。確定申告の際に領収書が必要なので大掃除でうっかり捨ててしまうことのないようにしてください。
医療費控除は1月1日から12月31日までの1年間で医療費にかかった合計金額が10万円(総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等の5%の金額)を超える場合に申告することができます(医療保険など給付金がある場合は合計額から引く必要あり)。
お財布を一緒にしている親族も医療費を合算して申告することができます。例えば、田舎の両親に仕送りをしているという場合、都心で働く人が医療費控除を申告することができる場合もあります。
払い過ぎた税金を取り戻す還付申告の場合、翌年の1月から5年間行うことができるので年内に還付申告の準備をしておけば、税務署が空いている時期に手続きをすることも可能です。
3.クローゼット等の整理
大掃除の際にクローゼットの整理整頓もやっておきましょう。クローゼットを手付かずのままに年始のバーゲンに出かけてしまうと、似たような物を買ってしまうなどの失敗を招きかねません。今持っている自分の洋服や小物を再確認し、足りない物をリストアップしておきましょう。
また何年も着ていない洋服は思い切って捨ててしまうのも手です。一度痛い思いを経験しないと安いからと言って着ない洋服をずっと買い続けることになるからです。
時間に余裕があれば使わないポイントカードやクレジットカードの整理整頓も行うとよいですね。私は海外で生活を始めてから常日頃に持ち歩くのはデビットカードとプリペイドカードの2枚になりました。ペイサービスなども利用すれば事足りるからです。
日本以外でも世界的にクレジットカードの特典は多いのですが敢えて作らないことで支出をぐっと減らすことができるようになりました。現金やデビットカードはインセンティブが何もつかない(もしくは低い)ので消費を抑えようという効果が出るようです。ポイント欲しさに買い物をするということもなくなりました。
いかがでしょうか。来年こそは物欲から自由になり、お金の不安をなくせるように努力をしたいですね。そのためにも年末から準備を始めましょう。
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