名店“飯田商店”の定番メニューがカップ麺に登場?「飯田商店 しおらぁ麺」をレビュー
「飯田商店 しおらぁ麺」を食べてみました。(2024年5月21日発売・東洋水産)
この商品は、神奈川県湯河原町の超有名人気ラーメン店“らぁ麺 飯田商店”の定番メニュー“しおらぁ麺”の味わいをカップ麺に再現したもので、豚や鶏をベースに昆布やホタテ・アサリの旨味を利かせた塩味のスープに仕上げ、そこに小麦の風味が香り立つ独自製法のノンフライ麺が相性良くマッチした上品な一杯、“飯田商店 しおらぁ麺”となっております。
では、今回の“飯田商店 しおらぁ麺”がどれほど豚や鶏の旨味に貝出汁などを合わせた染み渡る塩スープに仕上がっているのか?キリッとした“かえし(塩ダレ)”、ほんの僅かに平たくしたことでスープとの馴染みまで考慮されたノンフライ麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(126g)当たり439kcal。
食塩相当量は6.8gです。
次に原材料を見てみると、豚や鶏をベースに昆布をはじめホタテ・アサリなどの魚貝出汁を丁寧に利かせ、キレの良い“かえし(塩ダレ)”を合わせたことでシンプルながらも複雑で繊細な味わいを再現、さらに動物系の旨味エキスによって塩の角が取れた優しい味わいを想像させる材料が並びます。
フタを開けてみると、ご覧の通り液体スープ、特製油、“かやく”といった3つの調味料などが入っています。
では、熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:450ml)
その後、液体スープと特製油を加えてよくかき混ぜたところがこちら。
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、豚や鶏をベースに昆布やホタテ・アサリなどの旨味を丁寧に利かせ、キレの良い“かえし(塩ダレ)”が絶妙にマッチした品のある一杯…といった印象の出来上がりです。
麺は、若干平たくしたことでスープとの絡みも非常に良い東洋水産の独自製法によるノンフライ仕様となっており、そこにコク深くもキリッとした塩スープがよく絡み、ほんのり香る貝出汁ならではの風味が後味良く抜けていきます。
トッピングには、こちらの焼豚以外にメンマが使用されていて、特にこの具材は…カップ麺でよく見かけるチープな仕様で、ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりとなっていたため、まずはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が増して楽しめるかと思われます。
スープは、豚と鶏をベースに昆布、ホタテやアサリなどの貝出汁をバランス良く合わせ、特に動物系の旨味には臭みが一切なく出汁の旨味をコク深く引き立て、キリッとした口当たりでありながらもまろやかさや素材の旨味が凝縮されたテイストとなっています。
ということで今回“飯田商店 しおらぁ麺”を食べてみて、後味すっきりとした塩スープに動物系の旨味・脂が深みのあるコクをプラスし、貝出汁染みる風味豊かな味わいにキリッとした“かえし(塩ダレ)”がちょうど良いアクセントとなり、そこにもっちりとした弾力と強いコシを併せ持つ特製ノンフライ麺が食欲をガツンと満たす上品な一杯となっていました。
やはり“飯田商店”監修のカップ麺は何かに突出しているわけではありませんが…ひと味違いますね。スープ・麺ともに丁寧な仕上がりで、素材の組み合わせや配合などに拘り、もちろん飽きる要素もありませんから、幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?
詳しくはこちらの記事もご覧ください。(外部サイト)
「飯田商店」監修カップ麺 “しおらぁ麺” 豚や鶏の旨味をベースに貝出汁を合わせた品のある一杯