蜜を吸ってはいけない!?ツツジとサツキの見分け方!
上の写真は5月31日に撮影したものですが、ツツジとサツキどちらかわかりますか?ツツジとサツキは共にツツジ科ツツジ属に属する植物で、見た目が似ているため、しばしば混同されますが、いくつかの特徴で区別することができます。
開花時期:
- ツツジは一般的に4月上旬から5月上旬に花を咲かせます。
- サツキはツツジより少し遅い、5月下旬から6月中旬にかけて花を咲かせます。
花の特徴:
- ツツジは直径約6センチで、おしべが5本以上あります。
- サツキはやや小さく、直径約4センチでおしべが5本です。
葉の特徴:
- ツツジは一部の種では落葉することがあります。葉の大きさは4~5センチくらいで、柔らかく葉に毛があります。
- サツキは常緑性であり、葉がツツジに比べて小さくて固くツヤツヤしています。
これらの特徴により、サツキとツツジを見分けることができます。よって、1枚目の画像の花は、サツキでした!
ツツジとサツキは、どちらも日本の風景によく合う美しい花を咲かせるため、庭園や公園の装飾に非常に人気があります。母の子ども時代の思い出や、昔の人々がツツジやサツキの蜜を楽しんだ話は多くあります。しかし、東京都保健医療局はレンゲツツジを食さないよう警告しています(東京都保健医療局:たべもの安全情報館 レンゲツツジ)。
事実、2015年にはレンゲツツジの花を誤って食べたことで健康被害が発生した例も報告されています(厚生労働省:リスクプロファイル シャクナゲ類)。体に害のあるツツジかどうかの見分けは専門家以外の人には難しいため、安全のためには蜜を吸わないことを強く推奨します。
まとめ:蜜を吸ってはいけない!?ツツジとサツキの見分け方!
自然は美しく、楽しむ方法は無限にありますが、知識と注意をもって接することが大切です。子供の頃は問題なかったからと言って油断しないようにしましょう。科学の進化と共に知識もアップデートしていくのが大切ですね!