【宗像市】天然地魚にこだわる寿し処でランチを食べる!お手頃価格でぜいたくな時間が過ごせます♫
ネタは天然地魚、米も野菜も地元産と食材にこだわって、おいしいお寿司や料理を提供してくれるのは、宗像市田久の「天然地魚 鮨処 寿し仲」です。
回転寿司に慣れてしまって、お寿司屋さんに入るのは少し気が引けました。
しかし「寿し仲」では、1,300円(税込み)というお手頃な価格で、寿司ランチが食べられます。
そうと知ってランチタイムに行ってみるとほぼ満席、人気のお寿司屋さんでした。
◇和風な店構え
「天然地魚 鮨処 寿し仲」は、JR赤間駅南口より三号線に向かって徒歩10分の所です。
組子を思わせる和のデザインが施された木を使った店構えに、お寿司屋さんらしさを感じます。
のれんをくぐって格子戸を開けると、正面にスキンヘッドの大将が、カウンターの中で出迎えてくれます。
「寿し仲」は料理人で寿司職人の大将と、主に接客をされるおかみさん夫婦で営まれる寿司店です。
◇落ち着いた店内
11時半からのランチタイムぴったりに入店したのですが、中を見渡すとすでに席は埋まっていました。
大将に促されて、カウンター席につくと、おかみさんがお茶を運んでくれます。
後ろ席の子ども連れのお客に大将とおかみさんが、なにかと気づかう様子がうかがえて、ほのぼのとした空気が流れています。
大物を釣り上げたあかしの立派な魚拓が目を引きます。
その下には、いけすに泳ぐ魚の姿もあり、新鮮な魚がいただけるのに違いありません。
◇寿し仲ランチ
この時間帯は、ランチが目的の来店客がほとんどです。
何と言っても1,300円と言うリーズナブルな値段ですし、好みの料理を追加しても、安心な価格帯でしょう。
でも、女性ならこのセットで十分満足できます。
カウンター席では通常、目の前のつけ台にガリ、指ふきが置かれてお寿司を待つのですが、無理を言って取材用に皿盛りでお願いしました。
メインのお寿司の前に、3品の料理が順番に出てきて味わえます。
日によって大将の仕込む料理が変わるので、特に前菜は楽しみです。
この日は、
・サラダ(ブリの海鮮サラダ)
・前菜(そら豆の南蛮漬け/おさかなハンバーグ/豆ごはん)
・茶碗蒸し(えのきの下にぎんなんやかまぼこなど具がたくさん入っています)
でした。
料理を前にすると、大将がていねいにわかりやすく、調理の仕方やくふうを伝授してくれます。
寿司職人であると同時に、料理人の大将のこだわりが聞けるのは、カウンターでいただく楽しみの一つです。
サラダに使う野菜はもちろん地元産です。
ドレッシングは手作りで、魚と野菜によくマッチして、とてもおいしくいただけました。
中には具がたくさん入っています。
そら豆の南蛮漬けは初めて食べましたが、酸味で豆の甘みが引きたって美味でした。
おさかなハンバーグは魚の臭みなどなく、まろやかな味付けです。
特におどろいたのが、豆ごはんの仕込み方です。
ご飯が豆臭くならないよう、豆のさやで取った出しで豆を別仕立てにするそうで、手間のかかる丁寧な仕事をされているのに感動しました。
最後にお待ちかねのお寿司です。
本日は、
・ヤリイカの沖漬け
・連子鯛
・真鯛
・マグロ
・アジ
・ブリ
細巻きはキュウリです。
魚は天然の地魚というだけあって、新鮮でそれぞれの良さがしっかりと味わえました。
そして白身魚は自家製の塩で食べるなど、ここにも強いこだわりがあります。
食事の後も、常連さんを交えて大将とおかみさんが、楽しい話を聞かせてくれました。
和やかな雰囲気の中でいただいた、板前にぎりとこだわりの料理で、おなかも心も満たされた気がします。
取材中、遠方から来店するという予約の電話がたびたび入り、人気の高さがうかがえました。
夜もおいしい魚や料理、そして地酒をもとめて多くの来店客があると言います。
気さくで楽しいご夫婦が、お寿司や料理を楽しませてくれる「寿し仲」は、住宅街にある本格寿し処です。
◆店舗情報
所在地/〒811―4175 福岡県宗像市田久4丁目6―10
電 話/0940―32―5645
営業時間/ランチ/11:30~14:00
夜 /18:00~22:00
定休日/水曜日