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叙情的であり焦燥感の強い物語を奏でる激情のLACCO TOWER、メジャーデビュー!

ふくりゅう音楽コンシェルジュ
LACCO TOWER

群馬・東京を拠点とする激情型ロックバンド、LACCO TOWER(ラッコタワー)。心を鷲掴みにする、どこか懐かしい印象を与えるメロディーライン。激しさの中にあるせつなさ。全編こだわりの日本語詞による、叙情的であり焦燥感の強い物語を、起伏あるエモーショナルなロックサウンドによって“解放”していくダイナミックさに注目したい。

2002年の結成以来、インディーズでシングル4枚、ミニアルバム4枚、アルバム4枚をリリースし、ブレの無い世界観を打ち出してきた5人組ロックバンド(真一ジェット:Keyboards、塩崎啓示:Bass、松川ケイスケ:Vocal、細川大介:Guitar、重田雅俊:Drums)が、2015年6月、復活を遂げたロック名門レーベル『TRIAD』(※1992年にTHE YELLOW MONKEY、1996年にTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTなどが同レーベルより誕生)より、2015年6月17日(水)メジャーデビューする。

『非幸福論』【通常盤】
『非幸福論』【通常盤】

バンドは、インディーズ時代の2013年にベースの塩崎が代表となり、メンバーによって株式会社アイロックスを設立している。プレイング・マネージャーなシステムの在り方は、過渡期な音楽シーンの荒波を乗り越える為のバンドマンの決意であり、知恵だ。

2014年には、地元群馬県・群馬音楽センターにて地域密着型なロックフェス『I ROCKS』を主催。初日には【兄弟編】と題し、buck numberと共演。さらに地元バンドのみで構成した【故郷編】、グッドモーニングアメリカ、MY FIRST STORYなど親交あるバンドで構成した【盟友編】を展開。3日間で4000人の動員を集め、大成功をおさめた。今年も、同会場にて『I ROCKS 2015 stand by LACCO TOWER』を、4月25日に【故郷編】、26日にアルカラ、GOOD ON THE REELなどを迎え【盟友編】を開催している。

インディーズでの活躍の結果、彼らの名前やサウンドを知る音楽ファンは多い。しかし、10数年のインディーズ活動を経て、敢えてメジャーデビューする意気込みは、最新アルバム『非幸福論』における決意表明のような“超アグレッシヴな楽曲の輝き”にあらわれている。

新たな物語が始まるリード曲を奏でる「非幸福論」での“僕ら不幸せ だからこそ知る想い ”の強烈な一節。悩むより一瞬の夢に酔って狂って先へ進めという「葡萄」が放つ高揚感のヤバさ。ピアノが牽引するドラマティックに疾走するロックバラード「朝顔」。刺激的ロックチューン「傷年傷女」での “少年少女=傷年傷女(しょうねんしょうじょ) 手を挙げろ”のフレーズの熱さ。彼らが主催するロックフェス『I ROCKS』のテーマだという「星空」が紡ぎだす、旅への出発前夜のワクワク感と不安を描き出す甘酸っぱい青春ポップ。突き抜ける高揚感がたまらない「十六夜」におけるパワーポップ。絶妙なる歌謡センスでせつせつと歌われる美しきポップソング「茜」。炸裂するイントロのギターフレーズから最強な刺激的ロックチューン「斑」。理想と現実との葛藤、感情が揺れ動く悲しみをとつとつと描いた「霙」。ラストを飾るアンセム「共鳴」では、他人との共感、共鳴への感謝を歌うキラキラした最上級の輝きを持つギターポップによって、すべての感情が解き放たれ、ぶちあげられていく。

LACCO TOWERは、メンバーが生み出す歌詞〜サウンド〜ヴィジュアルのアンサンブルによって、激しさとせつなさが混在する独自の世界観を確立している。結成当初より、楽曲タイトルがすべて“漢字による単語”というこだわりや、繊細で刹那的な心理描写、静と動の世界を表現するエモーショナルな言葉、“狂想演奏家”と自らカテゴライズするパワフルなヴォーカル&ドラミング、サウンドを統括するキーボーディストの存在、空を切り裂く轟音ギター&ベースが爆裂するライブ・パフォーマンス、そしてメッセージがはっきりと伝わってくる哀愁漂う世界観を持ち、やさしく語りかけ包み込んでくれる歌声に定評を持つ。伝説のロック・バンド、BOOWYやBUCK-TICKのお膝元、群馬と東京を軸にインディペンデントな活躍で展開してきた次世代ロック・バンドなのである。

ロック、パンク、プログレ、歌謡曲など様々なジャンルをミックスしながら、壮大なスケール感溢れるサウンドを生み出すLACCO TOWER。日本人の琴線に触れる、どこか懐かしい印象を与えるメロディーラインの魅力からは、X JAPAN、THE BACK HORNなど、日本を代表する“王道ロック・バンド”を継承するポテンシャルの高さを強く感じる。世代別、ジャンルごとに細分化しているロックシーンの壁を破壊し、歌との距離感が近いメロディックでエモーショナルな“音魂”を届けてくれる新しい才能に注目して欲しい。

『非幸福論』【初回限定盤】
『非幸福論』【初回限定盤】

アルバム『非幸福論』【初回限定盤】

COZP-1051-2

¥3,300+税

2015年6月17日(水)発売

<CD>

1.非幸福論(ひこうふくろん)

2.葡萄(ぶどう)

3.朝顔(あさがお)

4.傷年傷女(しょうねんしょうじょ)

5.星空(ほしぞら)

6.十六夜(いざよい)

7.茜(あかね)

8.斑(まだら)

9.霙(みぞれ)

10.共鳴(きょうめい)

<DVD>

1.ライブ映像として、I ROCKS 2015[故郷編]から「狂想序曲」「奇想奇天烈摩訶不思議」「林檎」、初披露されたI ROCKSテーマ曲「星空」を収録。

2.「非幸福論」Music Videoのfull ver.を収録。

<アルバム発売記念、インストアイベント開催決定!>

☆6/27(土) タワーレコード新宿店、15時〜

☆7/5(日) タワーレコード福岡店、12時〜

☆7/12(日) タワーレコード梅田NU茶屋町店、13時〜

☆7/19(日) タワーレコード名古屋パルコ店 13時〜

LACCO TOWERオフィシャル・サイト

http://laccotower.com/

音楽コンシェルジュ

happy dragon.LLC 代表 / Yahoo!ニュース、Spotify、fm yokohama、J-WAVE、ビルボードジャパン、ROCKIN’ON JAPANなどで、書いたり喋ったり考えたり。……WEBサービスのスタートアップ、アーティストのプロデュースやプランニングなども。著書『ソーシャルネットワーク革命がみるみるわかる本』(ダイヤモンド社)布袋寅泰、DREAMS COME TRUE、TM NETWORKのツアーパンフ執筆。SMAP公式タブロイド風新聞、『別冊カドカワ 布袋寅泰』、『小室哲哉ぴあ TM編&TK編、globe編』、『氷室京介ぴあ』、『ケツメイシぴあ』など

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