三越創業350周年【雷音白鷺宝】キュートなまん丸ライオンの中に包まれたのは、自然な甘味のしっとり栗餡
2023年、今年創業350周年を迎えた三越グループ。4月からは記念すべき節目を祝い、全国各地の三越百貨店では様々な限定商品がお目見えしております。
その中でも特に、日本橋三越本店では三越グループの象徴ともいうべき「ライオン像」をモチーフにした限定の和菓子が沢山!
実はこちらのライオン像、ロンドンのトラファルガー広場に鎮座する4頭のライオン像がモチーフとなっており、当時の支配人・日比翁助さんによって、1914年から日本橋三越本店の前に出現。しかし、1941年・太平洋戦争の際発令された金属回収例により例外なくライオン像も対象に。
ですがその後、奇跡的に東京都渋谷区原宿の東郷神社にて三越社員の方によって発見され、無事に戻ってきたということです。
堂々とした佇まいの裏側には、こういった苦労話もあるのですね。
そんな激動の時代を生き抜いてきたライオン像が、このほどとっても可愛らしい和菓子になって日本橋三越本店限定商品として登場したのでご紹介。
白餡を焼き上げたあんこ玉にミルクコーティングを施した銘菓、白鷺宝(はくろほう)でもお馴染み、埼玉県に本店を構える「菓匠花見」さんからは、気持ちも明るくなるような黄色が眩しいその名も「雷音白鷺宝(らいおんはくろほう)」がお目見え。
金色の包み紙から覗くつぶらな瞳、小麦色のポリポリ軽快な音を立てるビスケットのたてがみは金粉でお化粧を施し、ライオンの雄々しさと神々しさを演出しているかのよう。ピンク色のチョコレートで表現されたネコ科独特のマズルにも注目。
中の餡玉は栗餡。こちらの栗餡、舌に絡みつく濃厚な口当たりで甘さも抑えた自然な味わい。栗本来の香ばしさとほくほくっとした風味が活きているので、可愛らしい見た目でありながら落ち着いた和のテイストを楽しめます。
食べてしまうのが勿体ないのですが、歯ごたえの良いビスケット生地と重厚感すら感じられる栗餡のコントラストを味わっていただきたいのも本音。
こちらは【日本橋三越本店店頭のみ5月9日まで】の販売となっております。
連休中の帰省やご旅行の東京土産としても、手土産としても、思わず笑顔になってしまう和菓子はとてもおすすめです。
老舗の伝統銘菓に、今だけの新しい形で出会ってみませんか。
【菓匠花見・日本橋三越本店】
東京都中央区日本橋室町1-4-1 地下1階
03-3516-8730