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めんどうな洗濯物たたみから解放されるために大切なコト

藤原友子小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

洗濯物を畳むのが、めんどうくさい。
どうしたら「畳む」から解放されるでしょうか?

こんな声を聞きます。

私自身も、洗濯物を畳むのは本当にめんどうです。ソファにいつまでも置かれた洗濯物を見ると、一気に疲れが出て畳む気が失せてしまいます。

家族に協力してもらおうと思っても、やっぱりみんなめんどうくさいと思っているので、非協力的です。

そこで、畳みたくないなら、考えられる方法は2つ。

方法その1.洗濯機で乾燥まで完了し、乾いた服を取り出して着る。
方法その2.畳まないでいいようにハンガーに掛ける収納にする

方法1は、洗濯物が少ないと可能かもしれませんが、我が家は、縦型洗濯機で天日干し派。やっぱりお日様でしっかり乾かしたいので、今日は方法2についてどんな風にすれば可能になるか考えてみようと思います。

畳まないなら、かけて収納するのが最適

かごに放り込む方法もありますが、服が積み重なってしわくちゃになるだけ。

すぐに着用できるように保管し、コーディネートに時間がかからないなど、一目でどんな服があるか把握できるようにするためには、ハンガーにかけて干して乾いたらそのままハンガーのまま収納するのが一番。

乾いた洗濯物を取り込み、ソファなどに無造作に置くことなく、そのまま収納場所に直行できるのです。

最大のデメリットは、畳む時より収納スペースが必要になるということです。

多くの人が、洗濯物を畳みたくないけどすべての服がクローゼットにかからないから、あきらめるという選択をするでしょう。

諦めたくなかったら、掛けるスペースを増やすのが一番です。

そこで私は、オンシーズンの服をかける場所をクローゼット以外に、3か所増やしました。

強力なつっぱり棒で、家の中にかけるスペースを作ろう

増やすのに必要なのは、強力な突っ張り棒

100円ショップなどで簡単に手に入るバネ式のつっぱり棒ではなく、パイプを伸ばし、固定ネジで長さを固定し、棒の先端にあるグリップを回して壁に圧力をかけて突っ張るジャッキ式がおススメです。

そのような強力なつっぱり棒をどのような場所につっぱるかというと、

例えば、既存のクローゼットの下の部分

クローゼットに本来バーがあるけど、そのバーが子どもの手が届かない高さにあるのなら、低い位置に取り付けることができます。

子どものオンシーズン普段着を掛けるスペース
子どものオンシーズン普段着を掛けるスペース

最大でこのくらいの量がかかる
最大でこのくらいの量がかかる

そして洗面所 

パジャマなどを掛けるスペース
パジャマなどを掛けるスペース

かけたい服が増えてきた時期
かけたい服が増えてきた時期

そして、洗面所のつっぱり棒にかけたい服が増えてしまったので、洗面所の隣の階段下収納の中の棚に、専用のバーを追加購入し、かけるスペースを増やし、野球用の衣類だけ移動しました。

野球用の服を掛けるスペース
野球用の服を掛けるスペース

かけるスペースを増やす場合は、どのスペースにどんな種類を?誰の服を?というルールを決めておくとよいでしょう。

我が家の場合は、かけるスペースを増やしたことで、畳むのはタオルや下着、靴下のみになりずいぶん楽になりました。

※野球の長いソックスもかける収納にしたため、長さの違いが判り、兄弟間の靴下の長さの間違いがなくなりました。

何より大事なのは、かけるスペースに合わせ服を厳選すること

かける場所を増やすと、畳まない収納は可能になりますが、油断するとかける服がどんどん増え、ハンガーが足りなくなります。

その結果、あっという間にかけるスペースがなくなるか、つっぱり棒が重さに耐えきれず落ちてしまうでしょう。

かける収納が可能な状態をキープするには、かけるスペースに合わせ、服を厳選するしかありません。服が多くなったら、また畳むわずらわしさを経験することになるのです。

「畳む」から解放されるために、洋服を厳選するか。

それとも「かける」をあきらめ、結局「畳む」を継続するか

どちらを選ぶかなのです。

多すぎる服をただ捨てようと考えると、なかなかスムーズに手放せないかもしれませんが、「捨てる」のではなく、「畳む」から解放され、自分が楽をするために、本当に今必要な服を選び残すと考えれば、少しは前向きになれるのかもしれません。

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選ぶ暮らしラボ 藤原友子(ふじわらゆうこ) 

1975年生まれ 大分県在住 結婚後片づけを始める。長男との片づけバトルでモノを「選ぶ」ことの重要性に気づき、モノや暮らしを「自分軸で選べる人」を増やすために活動中。

二男二女の母で「いつもキレイではないが、すぐに片づく家」で暮らしている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本』

小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

片づけのプロとして活動を始めたのに、自分の家は「片づけても、また散らかってしまう」という矛盾に悩む。家が散らかってしまうことを隠そうとしていたが、「いつもキレイじゃなくてもいい。何かあったときにすぐに片づく家にしておけばいい」と開き直り新たなメソッドを確立。 いつもキレイにしなくちゃいけない、もっと頑張らなくちゃいけない、そんなプレッシャーから解放され、もっと自由に、その人らしく生きるお手伝いを「片づけ」を通して行っている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本』(マガジンランド)

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