なすは「新聞紙に包んで保存して下さい!」料理人の切実な願い【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん「なす」は好きですか?
私が働いているお店では、今『なすの田楽』をお出ししています。ありがたいことに、とても評判が良いです!
なすは、煮る、焼く、揚げるなどさまざまな調理法で楽しめる万能な食材ですよね!また、調理法によって異なる食感や風味を楽しむことができるのも、魅力の一つではないでしょうか。
そんな我々の食卓に欠かせないなすですが…皆さんはどのように保存していますか?なすの保存に失敗したことがある方なら分かると思いますが、保存方法を間違えるとあっという間に柔らかくなったり、変色してしまうことが多々あります。
そこで、今回は皆さんに「なすの正しい保存方法」をお教えできればと思います。なすが好きな方にとっては必見の内容なので、ぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- なすは寒い場所と乾燥に弱い
- 冷蔵庫で保存する際は新聞紙を使う
- なすの正しい保存方法
- 美味しいなすの選び方
- まとめ
なすは寒い場所と乾燥に弱い
本題に入る前に皆さんに、知っておいてほしいことがあります。
それは…『なすは寒い場所と乾燥に弱い』ということ!
インド原産と言われるなすは、寒い場所に弱いのです。そのため、冬場は常温で保存してOK。逆に、室温が15度以上になる夏場は冷蔵庫での保存が適しています。
そして、今はちょうど夏真っ盛り。なすの保存には一層の注意が必要です!一体どのような事に気をつけるべきなのか?詳しく見ていきましょう!
冷蔵庫で保存する際は新聞紙を使
皆さん、なすを冷蔵庫で保存する際、どのようにしていますか?先程もちらっとお伝えしましたが、なすは寒い場所と乾燥に弱いので、袋に入れたまま冷蔵庫に入れるだけでは低温障害を起こしてしまう可能性があります。さらに、乾燥にも弱いため、冷蔵庫の風が直接当たる場所も避けて保存しなければなりません!
では、どうしたら良いのか?
答えは…「1個ずつ、新聞紙に包む!」
※新聞紙が無い方は「キッチンペーパー」を使ってもOK!
なすを新聞紙で包むことで、冷えすぎを防げます。さらに、冷蔵庫の風が直接当たるのも避けられ、適度な湿度が保たれて乾燥から守ってくれるのです。
なすの正しい保存方法
それでは、なすの正しい保存方法の一連の流れを見ていきましょう。
① 1本ずつ、新聞紙で包む。
② 保存袋に入れ、冷蔵庫の「野菜室」で保存する。
※保存期間は1週間程度。
1日おきに状態をチェックし、新聞紙やキッチンペーパーが濡れていたら、包み直してください!
美味しいなすの選び方
ここまで読んでくれた方限定で、最後に「美味しいなすの選び方」を伝授したいと思います。皆さんが見るべきポイントは3つ!
・ガクの部分についている「トゲ」が鋭いもの
・果皮の色が濃いもの
・重みのあるもの
以上の3つです。
『あ、トゲは本当に指に刺さるので気をつけてくださいね…!』(経験者は語る)
まとめ
- なすは寒い場所と乾燥に弱い
- 冷蔵庫で保存する際は「新聞紙」で包む
- 野菜室で保存する
- なすはガクのトゲが鋭く、果皮が濃く、重みのあるものを選ぶ