2024年8月8日オープン

博多の街で「極味や」といえば行列必至の超人気店。お肉専門店で、ハンバーグをはじめ、焼肉やもつ鍋も展開するお店。特にハンバーグは、パルコの地下街や博多バスターミナルの通り沿いのお店は、長い行列となっているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。
その「ハンバーグの極味や」が、博多駅地下街に満を持して登場。博多バスターミナル側から地下街に下ったエリアの一角。以前はチャンピオンカレーがあった場所ですね。

「極味や」といえば2001年に焼肉屋として創業。その時の裏メニューであったのがハンバーグだそうで、それを改良してグランドメニューとして2010年にハンバーグ専門店としてオープン。そこから爆発的な人気となり、地元民のみならず全国から、さらには海外からも多くの人が訪れ、長蛇の列となる行列必至の超有名店として人気を博しています。

この博多駅地下街店は、真ん中に向かい合わせのカウンター、そしてその背面にもカウンターという席の配置となっています。黒とシルバーを基調としたスタイリッシュなデザイン。照明もシックで上質な佇まいです。

メニューは定番のハンバーグ、そして数量限定のA5ランクの伊万里牛ステーキも用意。それぞれサイズも選べ、ハンバーグとステーキをミックスしたメニューもあります。サイドメニューは全ておかわり自由。ご飯に味噌汁、サラダにソフトクリームもあります。ハンバーグのサイズはＳ～Dまで（120ｇ～320ｇ）お好みにあわせてどうぞ。

ハンバーグ＆伊万里牛ステーキ

美味しいとこどりの、名物ハンバーグにA5ランクの伊万里牛ステーキのセットを。サイドもフルコースでいただきました。ハンバーグとステーキは別々のお皿で提供され、お馴染みの焼き石で自分で焼いていただきます。

まあるい手ごねハンバーグは、表面を軽く焼いた状態で熱々の鉄板で登場します。ちなみにこれでＭサイズ160ｇ。白いお皿のソースは8種類から選べます。オニオンソースに柚子胡椒ポン酢、岩塩やわさびにレモンなどなど。こちらは定番の〈極味やの肉ダレ〉をチョイスしました。

赤身とスジの色合いが鮮やかな伊万里牛。新鮮すぎる仕上がりは、見るからに間違いなく美味しい。ステーキのみを注文したら、120ｇか180ｇが選べるようですが、セットでいただくと60ｇです。これだけでも十分。

ここからが極味やの醍醐味です。丸い熱々の焼き石の上で、ハンバーグをお好みのサイズでジュウジュウと焼きます。創業時のコンセプト、”焼肉のように焼きながら食べるスタイル”も食欲をそそりますよね。

伊万里牛もジュワっと焼きます。目の前で焼き石の上で焼きあがるブランド牛を眺めるのも絶品です。焼きあがるジューーーっという音がまた、美味しいのですよね。

お肉の旨味があるので、そのままでも美味しくいただけます。熱々に焼きあがったハンバーグを口の中に入れると、ジュワっと肉汁が溢れてきて、こらがまた絶品。白ごはんと一緒にいただくと、また絶品。

いい感じに焼き目のついた伊万里牛。甘さも感じる旨味と柔らかさ。程よい脂感がまたジューシー。肉質の良さが最高に伝わります。伊万里牛なんかは、岩塩でいただくのも美味しいかも。

ハンバーグと伊万里牛を焼き石の上で焼いてみました。なんと贅沢な。この焼き石は交換可能。ちょっと温度が下がったかな、と思えば店員さんに声かけると、新しい熱々の焼き石と交換してくれます。最後までアツアツにいただける美味しさ、店員のサービスも行き届いています。

伊万里牛をはじめ、国産の様々な上質なブランド牛を使用している絶品ハンバーグ。ステーキもですが、この焼き石で焼いて食べるスタイルは、お肉そのものの美味さを一番感じれるのではないでしょうか。五感で食を愉しむとはよく言ったものです。タレもこだわりで美味しいのですが、やはり上質な黒毛和牛の味わいは、そのままでも最高です。

最後はソフトクリームでお口直し。またこれが美味しい。ほんのり甘く爽やかで、まろやかなクセのない味わいがスッキリといただけます。

このように、楽しい食べ方もテーブル上に紹介してあるので、初心者の方も安心して美味しくいただけます。また、お店の生い立ちや思いも綴られており、美味しいメニューを提供し、お客様に喜んでいただきたいという想いが伝わります。これが、極味ですね。

新店舗は近未来的なデザインでもありながら、屋台のような雰囲気も醸し出します。博多駅という九州の窓口ですから、博多の文化を伝えるひとつの代表店として、これからも全国、いや海外までの人々を笑顔にしてくれる、大人気の名店がまたひとつ登場です。オープンから行列必至ですね。

極味や 博多駅地下街店(ハンバーグ)