博多ラーメンと博多明太子の夢のコラボ。有名店が手を組んだ名物メニューは、魂を込めた一杯。
2024年8月12日オープン
博多駅の博多口側の地下1階の博多駅地下街に新たなラーメン店がオープン。「至福の一杯 ラーメン博魂(はっこん)」と名付けられたお店は、福岡の有名店が手を組んだ夢のコラボ。ラーメンを監修しているのは福岡西エリアで人気の「西谷家」、そこに博多明太子でお馴染みの「ふくや」が加わります。博多ラーメンと博多明太子というご当地名物を見事に組み合わせた、まさに博多の魂が宿る新たなラーメンです。
お店を運営するのは「ふくや」のグループ会社で、飲食店を手掛ける「スリーエフコーポレーション」。この博多駅の一等地で博多ラーメンの名店とタッグを組み、観光で訪れる人々を楽しませるコンセプトはさすがですね。
まずは入口で食券を購入。
メニューは「ふくや」の明太醤を使った〈明太醤豚骨ラーメン〉をはじめ、クリーミィな〈博多豚骨ラーメン〉、さらにはコク深い〈熟成醬油ラーメン〉と、玄海の塩を使ったあっさりの〈玄海塩ラーメン〉の4種類を用意。替玉に半チャーハンセットなど、博多ラーメンを十分に楽しめるラインナップとなっています。
店内はUの字型のカウンター席とテーブル席を完備。キャリーケースを持ったお客さんも多い。旅行や出張などで訪れる人も多い場所。ここで博多の名物メニューがいただけるのは嬉しいですね。
明太醤豚骨ラーメン
やはりいただきたいのはこれでしょう。博多伝統の名物を組み合わせた一杯。店名からも伝わる、魂揺さぶる博多の新名物。真っ赤なスープにネギやもやしに青梗菜。そして真ん中にはたっぷりの肉味噌。担々麵のようにも思えます。
赤い明太醬の隙間から垣間見える白濁の色合いが濃厚豚骨スープ。このベースの豚骨はまろやかでクリーミィ。見事に明太醬の味わいと合わさります。
明太子の漬け込み駅を使っているという、ピリリと辛くも奥深い味わい。濃厚さも感じつつまろやかさもあり、ただの辛の刺激ではなく、明太子をの旨味も広がるのは斬新な味わいです。
細めのストレート麵を合わせているのも博多らしい。博多ラーメンらしさも崩さず、コシもありスルスルっといただける食感は王道スタイル。これは替玉をいただきたくなります。
卓上にはゴマやコショウにラーメンのタレ。
そして辛子高菜に紅ショウガ。
壁面にはそれぞれのラーメンへの思いが描かれています。どのラーメンにもそれぞれのこだわりがある。これは博多ラーメンの名店でもある、「西谷家」監修ならではでしょうね。
この赤いテーブルこそ、昔ながらの博多のラーメン店のスタイルです。
博多の伝統と心意気を詰め込んだ、博多食文化を象徴するラーメン。博多といえば、という名物が組み合わされたメニューは、名店が共同で開発したからこその新感覚メニュー。ご当地グルメが一度で二度楽しめる、そんなお店が〈えきちか〉に新登場。九州の窓口でもある博多駅を訪れたなら、味わってみるのも良いですよ。
至福の一杯 ラーメン博魂
住所:福岡県福岡市博多区博多駅中央街1−1 博多駅地下街 C21号
営業時間:11時00分~21時00分
定休日:無休
駐車場:近隣有料
公式HP:e-ekichika.com