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やっぱりエースだキム・グァンヒョン ピンチで三振締めの熱投でチームの連敗止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
キム・グァンヒョン(写真:SSGランダーズ)

5日のKBOリーグは4試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

LGツインズ-SSGランダーズ(チャムシル)は4-2でSSGが勝利。SSGの先発キム・グァンヒョンがLG打線に対し6回103球を投げ、被安打5、失点2(自責1)に抑えた。

キム・グァンヒョンは3回まで無安打ピッチング。SSG打線は4回までに4点を挙げてエースを援護した。キム・グァンヒョンは4回裏にタイムリー、5回に味方のエラーで喫した計2失点でリードを守った。

4、5、6回と2死で得点圏に走者を置きピンチを迎えたキム・グァンヒョン。しかしいずれも空振り三振で切り抜け、派手なガッツポーズでイニングを締めた。3回まではスライダー、4回以降はカーブ、チェンジアップで空振りを誘った。

SSGは連敗を3でストップ。8月中旬まで勝率5割台で5位をキープしていたが徐々に後退し、きのう4日の時点で借金8の8位まで下がった。この日の勝利でロッテジャイアンツと入れ替わって7位に浮上している。

キム・グァンヒョンは9勝目(9敗)。36歳のエースがチームが苦しい時に本領を発揮した。

◇9月5日(木)の結果

・LG 2 - 4 SSG(チャムシル)

 勝:キム グァンヒョン

 敗:チェ ウォンテ

・KIA 4 - 3 ハンファ(クァンジュ)

 勝:チャン ヒョンシク

 敗:ハン スンジュ

・ロッテ 2 - 12 KT(プサン)

 勝:チョ イヒョン

 敗:チョン ヒョンス

・NC 7 - 12 キウム(チャンウォン)

 勝:チョ ヨンゴン

 敗:キム シフン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「ロハスが100打点に到達」

KTウィズのメル・ロハス・ジュニア(元阪神)が100打点に到達。KBOリーグでの4シーズン連続100打点となった。リーグ5人目。ロハスは129試合全試合に出場し、打率3割3分2厘、100打点、30本塁打をマークしている。

映像:ロハスの100打点目(KBO公式YouTubeチャンネル)

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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