「バナナは画像の状態のまま保存しないでください」八百屋からのお知らせ!そのワケとは
こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。
果物コーナーで年中売れる果物といえば、バナナです。
理由はおそらくバナナは果物の中では比較的価格が安定しており、それでいて安価なので、買いやすいということと、包丁を使わなくても手で皮を剥くだけで手軽に食べられるという点で人気なのではないかなと思っています。
そんな多くの方に愛されているバナナですが、保存方法を間違えて覚えている方が多い果物なんです。
そこで今回は「バナナが長持ちする保存方法」を紹介していきます。
間違ったバナナの保存方法
上画像のように、袋に入れたままバナナを保存している方がいますが、これ間違っています。
バナナは常に「エチレンガス」と呼ばれる、野菜や果物の追熟を促すガスを放出しています。このガスはバナナ自身の追熟も進めてしまうので、袋に入れたまま保存していると充満したガスにバナナが当たり続けるためどんどん鮮度劣化を進めてしまうんです。
つまりバナナは袋から出して、保存すると長持ちするというわけです。
また、バナナは常温で保存した方が長持ちするという噂がありますが、それも間違っています。
バナナは常温では夏は2日、その他の季節も5日ほどしか持ちませんが、冷蔵庫の野菜室で保存すると2週間以上持ちます。私が真夏に野菜室で何日もつか実験した時は1ヶ月ほど食べられる状態のまま保存することもできました。
すぐに食べきれないバナナは冷蔵庫の野菜室で保存すると良いでしょう。
では冷蔵庫でバナナを保存する際の手順を紹介します。
バナナが長持ちする保存方法
1.打身が少ないバナナを買う
2.お好みの熟度になるまで常温で追熟する
3.バナナを1本ずつバラす
4.それぞれラップで巻く
5.バナナを冷蔵庫の野菜室に入れる
これだけでバナナを長期間保存することが可能です。
バナナが傷んでしまって捨ててしまった経験がある方は、ぜひ一度試してみてくださいね。
バナナの保存方法まとめ
今回はバナナが長持ちする保存方法を紹介しました。
ぜひ今回紹介した保存方法を使って、これからもバナナをたくさん食べて頂けると嬉しいです。
他にも「焼き芋を焼くときはアルミホイルを巻くか巻かないか、どっちが美味しいか検証」や「キノコを冷凍するメリットと八百屋おすすめの冷凍方法」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。