癒される…2歳が絵本の中から取り出したまぼろしの正体
築30年超37平米のアパートで、4歳の息子ごんさんと夫とリクガメと暮らすかめかあさんです。
子育てや暮らしの中で感じたことなどをイラストで投稿しています。
子どもの発想って、信じられないくらいピュアだったりしますよね。
今回は、息子が2歳の時に絵本の中から現れたまぼろしの存在についてのまんがをお届けします。
まんが本編
急に絵本から出てきた「リスさん」
息子と絵本を読んでいたら、おもむろにリスの絵をつまみあげ、エアーのリスさんを取り出しました。
「いっしょにあそぼ・・・」といつもより1オクターブ高い声で、手の中のエアーリスさんに話しかける息子。
私にも「かあさんも、いいこいいこしてあげて・・・」とくもりのない瞳で要求してきます。
かなりメルヘンな展開に戸惑いながらも、リスさんを撫でるまねをしてみました。
思ったよりも続くリスさんの存在
しばらくはごっこ遊びに付き合っていましたが、リスさんの存在は思ったよりも長く続きました。
昼寝をする時も、リスさんを手のひらで包むようにして就寝。
そして目が覚めても「おはよう・・・」とリスさんに挨拶。
一眠りしたら忘れるだろうと思っていたのでびっくりしました。
さらにその日はずっとリスさんを大切そうに手のひらにのせ、翌日には「一緒に保育園に行こう・・・」と優しい声で語りかけていました(念のため繰り返しますが、エアーです笑)。
エアーリスさんと保育園へ
自転車に乗っている間も大切にリスさんを抱き抱え、保育園に着くと先生たちに「リスさんをつれてきたよー!」と元気に報告。
ぬいぐるみかな、と思いきや何も持っていない息子に、先生たちもちょっと困惑気味です。
一応「(エアーです)」と先生に小声で伝えると・・・
「わー!リスさんも一緒に来てくれたんだね!」と、一瞬で察して話を合わせてくれる先生!!
息子も「ここが保育園なんだよ」と嬉しそうにリスさんに教えてあげていました。
保育園の先生、さすがです・・・!!と思ったできごとでした。
忘れたくない優しい時間
このリスさんは、その後も何日か息子のそばにいてくれました。
そんな息子も4歳になって、さすがにエアーな存在を連れてくることはなくなりましたが、この時のことは忘れたくない優しい時間としてわたしの中に残っています。
子育て中の1日はばたばたで、毎日どんどん流れていってしまうように思うけど、たまにあるこんな瞬間をあつめて日々を過ごしていきたいです。