知育効果がこんなに!?3歳にコーヒードリップをお手伝いしてもらったら【子育てを楽しむ】
こんにちは!
築30年超37平米のアパートで、3歳の息子と夫とリクガメと暮らすかめかあさんです。
子育てや暮らしの中で感じたことなどをイラストで投稿しています。
きっかけはイヤイヤ期
2歳といえばもれなくやってくるイヤイヤ期。
何をしても言っても「イヤ!チガウ!」「キエーーーー!」となる息子に、私も毎日イライラピリピリ。
そんなある日、「あーもう!こんな時は大好きなコーヒーを飲みたい!」と思い立ち、気持ちを切り替えるために「母さんは一旦コーヒーを淹れるよ」と休戦宣言をしてその場を離れたのです。
お湯を沸かしてミルで豆を挽きはじめると、興味を持ったのか黙ってそばに寄ってくる息子。
ミルを回す様子、くるくる円を描いてドリップする様子を見ているうちに、すっかり気持ちが落ち着いたようでした。
回るものを見ていると落ち着くのは、子どもも大人も同じなのかもしれません。
その後も、イヤイヤで行き詰まった時はコーヒーを淹れるのが習慣になりました。
豆を計ってもらったりミルを回してもらったり、ちょっとずつお手伝いできるようになった頃には、イヤイヤ期も落ち着いてきたのでした。
コーヒードリップのお手伝い、その知育効果とは
イヤイヤ期にたまたま始めたコーヒードリップのお手伝い。
3歳になった今では、すっかり息子の趣味(?)のひとつになりました。
最近、実は知育効果がたくさんあるのでは!?と思っています。
◆重さを量る
デジタルのキッチンスケールで、豆の重さを量ってもらいます。
豆の量を変えると数字が増えたり減ったりするのを体験しながら、重さの概念をなんとなくわかってくれている感じ。
デジタルの数字表記にも慣れてきたみたいです。
◆ミルを押さえながら回す
ミルを押さえながらハンドルを回す、大人にとっては簡単な動きに思えるけれど、実は結構複雑な力の使い方をしているんじゃないかと思います。
ミルがガタガタ動かないように力加減をするのも、だんだんと上手くなってきました。
◆挽いた豆を慎重に入れる
こぼさないように粉を注ぐ動作も、何度も繰り返しながら上手になってきました。
手元に集中して慎重におこなうということも、集中力を高めるのにいい効果があるような気がします。
◆豆が膨らむのを集中して観察する
豆の蒸らしの段階は、息子にタイミングを見てもらっています。
わずかな変化をじーーっと見つめる経験は、さまざまな物事の観察力にもつながっていきそうです。
◆嗅覚に集中して、香りを言語化する
ドリップはまだ熱湯が危ないので私が行っているのですが、「どんな香りがする?」と香りを感じてもらっています。
いい香りを胸いっぱいに吸い込んで、嗅覚をしっかり使うこと、自分の感じた香りを自分の知っている言葉にしてみること。
普段から五感を大切にしてほしいなと思っています。
◆コーヒーを均等に注ぐ
夫もいる時には二人分のコーヒーを均等にカップに注いでもらいます。
初めからたくさん入れず最後はちょっとずつ入れていく、どこから見ると量がわかりやすい?など、自分なりに工夫しているみたいです。
時間はかかるけれど、びっくりするくらい均等に入れてくれます笑
そして何より私が嬉しい
淹れてもらったコーヒーでおやつタイム。
息子に手伝ってもらったコーヒーは、不思議なことに自分で淹れるよりおいしい気がします。
私が「本当においしい!」と伝えると、息子もとても嬉しそうにしてくれます。
一緒に過ごすおやつタイムは、いつもよりも穏やかでホッとできる時間に。
コーヒーを通して、「誰かが喜ぶ」経験や「気持ちが落ち着く感覚」みたいなものをなんとなくでも感じてもらえたら嬉しいです。
今はまだ牛乳を飲んでいるけど、早く一緒にコーヒーを飲みたいです。