大阪の浮田（中崎町エリア）にある古民家をリノベーションした焼鳥屋さんをご紹介します。毎朝仕入れるブリブリと新鮮な鶏肉を使った焼き鳥のコースがすばらしかったのです！ぜひ記事をチェックしてみてください。

原田采大（ハラダ アヤタ）

お店の名前は「原田采大（ハラダ アヤタ）」。この古民家には最近までおじいちゃんが住んでおられたそうです。

黒っぽい梁（はり）がレトロで良いカンジ。古さを生かしてリノベーションしたお店です。1階はカウンター12席、2階には個室（3～6名）があるようでした。

創作鳥料理のお料理お任せオーダーストップ制のコース

創業昭和元年の老舗の鶏問屋より毎朝仕入れる朝びき鳥を使った、創作鶏料理のお任せコース。

25品ほど用意されていて、途中でおなかいっぱいになったら「ストップ」と声をかけて、デザート＆コーヒーにて終了となります。さて、何品いただけるでしょうか？

最初に「ゴールドラッシュ（とうもろこし）の冷製ポタージュ」が登場。ミルキーで甘い。

ドリンクはコースにセットできる「スタンダード飲み放題」をプラス。生ビールやハイボール、サワー、焼酎各種とソフトドリンクがフリードリンクです。「プレミアム飲み放題」では、加えてワインや日本酒も楽しめます。

信頼のおけるお店だから鶏刺しもあり

次に登場は「ささみの昆布締め」。手前にはクリスタル塩とわさび。信頼の置けるお店だからこそ歓迎したいレアものです。

土佐備長炭の炭火焼き

炭をおこして丹念に上モモ肉を焼き上げます。焼き台の前の席は特等席ですよね。

「上もものたたき」。これは”よく焼き”にしてもらったもので、本来であればさらにレアな食感が楽しめます。それでも皮目がぱりっと中はふっくら、驚くほどジューシーで味が濃い！ネギと”お出汁バター”添え。

原田さんの焼き鳥は串から外さず温かいうちに食べるのが掟（おきて）。

最初の串は「ハツ（心臓）」。うわぁ、身がプルプル！炭の香りもごちそうです。

ふっくら「ささみ」には、山海ぶし（梅肉とかつお）、本わさびにて。しっとりジューシー。「上モモのタレ焼き」はちょうど良い甘辛でブリブリジューシー。

充実の前菜玉手箱

ドライアイスが焚かれた一段重に鴨肉、キッシュなどの前菜8種がぎっしり！わーい、これだけでお酒が飲めるほど。

串が続きます

「兵庫・八代のオクラ」に自家製のカツオ味噌をのせたもの、塩コショウ味の「ズリ」。ふわっとした「つくね」は生ピーマンと交互にいただきます。「せせり」もふっくらジューシー。

逸品もいただきまして

「鶏白湯（トリパイタン）のだし巻き卵」はアツアツでじゅわぁっと。和風ドレッシングで香味野菜とともにいただく「鶏のハラミ」。

〆は鶏そぼろごはんで食べ方は2種

錦糸卵を散らしたごはんに生姜風味の甘めの鶏そぼろをトッピングした「鶏そぼろごはん」。スバラシイ。

あっつあつで濃厚でクリーミーな「鶏白湯スープ」がめちゃおいしい。鶏そぼろご飯にぶっかけてリゾット飯にしていただくのも最高過ぎました。

ストップすることなく無事全品完食

甘くてコショウが効いている骨抜きの「手羽唐揚げ」、パルミジャーノレッジャーノをたっぷりのせた「青森産プチトマト」。

カツオ昆布だしでたいた「大根 実山椒」、最後はコリコリでオイリーなうまみのある「ひじ軟骨」。

以上で全品制覇致しました！おいしいのでね。お腹いっぱいとか関係なく食べたい、となります（笑）。

油断してたらデザートもなかなかのものが！

デザートは自家製のエッグタルト。手作りの安心味でおいしい。もうちょっと役の方が好み。

コーヒーはデミタスサイズのレトロなガラスカップにて、この日の豆はインドネシアのマンデリンでした。コーヒーも飲めてうれしい。最後の最後まで大満足でした！

おわりに

いかがでしたか？この日は丹波地鶏がメインでした。朝びきの新鮮な鶏肉を土佐の備長炭で絶妙な焼き加減で仕上げた焼き鳥と絶品の鶏料理がたっぷり味わえて大満足。

アラカルトで席のみの予約もできますが、是非まずはこのコース料理を味わってもらいたいです。

古民家の情緒のあるすてきな雰囲気の中で楽しめました。デートにもおすすめ！

取材協力：原田采大
※本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。