イギリスの無人ステルス攻撃機BAEタラニスが初飛行
イギリスのBAEシステムズが開発中の無人ステルス攻撃機「タラニス」が、オーストラリアのウーメラ試験場で初飛行に成功しました。タラニスは半自律行動型の次世代無人攻撃機で、アメリカの「X-47B」やフランスの「nEUROn」と同等の機体です。これら新世代の無人攻撃機は敵正規軍への攻撃が可能となり、将来の戦闘の様相を変えてしまう存在になると言われています。イギリス国防省はタラニスの飛行試験開始をイギリス議会の国防特別委員会で報告し、10月25日に公開しています。
タラニスは超音速を発揮できる設計と伝えられており、実際に達成すれば無人攻撃機として世界初となります。
映像は2010年7月12日のタラニス初公開時のもの
航空機型の無人機は英語の略称がUAV(Unmanned Air Vehicle)ですが、攻撃用の機体はコンバット(戦闘)のCを付けてUCAV(Unmanned Combat Air Vehicle)と呼びます。