【京都市中京区】池坊が、若手華道人たちの躍動がぶつかりあう新芸術「いけばなアート」祭典を開催します。
若手華道人たちの斬新なアート感覚に注目してきた華道家元池坊が、その具体的な支援策として、このたび、華道をベースとした新しい芸術「いけばなアート(IKEBANART)」を開催し、定期的に発表の場を設けることになりました。
IKENOBO いけばなアート展「いま。」は、2021年10月16日(土)・17日(日)の2日間、JR二条駅近くの現代アートギャラリー「京都場」にて開催されます。今回の展示は、文化庁「令和3年度生活文化振興等推進事業」の一環。入場は無料です。
同展示会は、若手華道人たちが、華道をベースにしながらも、これまでの華道にとらわれない自由な発想で「いま。」を描き、伝統文化のいけばなと現代的なアート感覚が融合した新しい 「いけばなアート」 を披露します。当日は、会場からのオンラインでのライブ配信も予定されています。
池坊華道会は、テーマの「いま。」について、「いけばなを作者の“いま”を投影するフィルターとして位置づけ、自由な発想、自由な素材でそれぞれの“いま”を表現します。本展覧会は、伝統文化いけばなを次世代へ継承する契機とすることを目的にした新たな可能性を探る企画展です。」としています。
従来の「いけばな展」と違い、単純に作品を配置するのでなく、「作者の個性と作品コンセプト」を前面に出す試みとして「出品者紹介動画」を作成。「作品メイキング動画」なども後日製作予定で「IKENOBO いけばなアート展 特設サイト」で紹介します。
会場には無料の「暮らしの花」体験コーナーも設置されます。お楽しみに。
アートギャラリー京都場 京都市中京区西ノ京南聖町6−5